仮の宿 学習室

くらしの教材 · 子育て

子どもの医療費助成

この教材のゴール

子どもの医療費の国の自己負担割合と市区町村の医療費助成のしくみを理解し、医療証の申請と受診時の提示、払い戻しの手続きを自分でできるようになる。

説明

子どもが病院にかかるときの公的医療保険の自己負担は、小学校入学前は原則2割、それ以降は原則3割です。これに加えて、すべての市区町村が「こども医療費助成」を行っており、自己負担がさらに少なくなったり、無料になったりします。対象年齢(18歳の年度末までが多い)、所得制限、1回あたりの負担額などは自治体によって異なります。

子どもが健康保険に加入したうえで市区町村に申請すると、「医療証」が交付されます。受診のときは、マイナ保険証などと医療証を窓口で見せます。

医療証を忘れたときや都道府県の外で受診したときは、いったん自己負担分を払い、あとで申請すると払い戻しを受けられることがあります。保険がきかない費用は助成の対象外です。

やさしい日本語で読む

子どもが 病院に 行くと、お金を 払います。

- 小学校に 入る 前:ふつう 2割(わり) - 小学生から:ふつう 3割

それに 加えて、市(し)や 区(く)が お金を 助けて(たすけて)くれます。無料に なる ことも あります。 何さいまでか、いくらか は、市や 区で ちがいます。

1. 子どもの 健康保険(けんこうほけん)に 入ります。 2. 市役所(しやくしょ)・区役所(くやくしょ)に 申請(しんせい)して、医療証(いりょうしょう)を もらいます。 3. 病院で、マイナ保険証などと 医療証を 見せます。

医療証を 忘れた ときは、あとで お金が 戻る(もどる) ことが あります。市や 区に 聞きましょう。

確認クイズ

問1

小学校入学前の子どもの、公的医療保険での自己負担は原則何割?

  1. 0割
  2. 1割
  3. 3割
  4. 2割
正解D. 2割

小学校入学前は原則2割、それ以降は原則3割です。そのうえで市区町村の助成があります。

問2

こども医療費助成の対象年齢や負担額は?

  1. 全国で同じ
  2. 市区町村によって異なる
  3. 国籍によって異なる
  4. 病院が決める
正解B. 市区町村によって異なる

すべての市区町村が助成していますが、対象年齢・所得制限・負担額は自治体ごとに異なります。

問3

助成を受けるために、まず必要なことは?

  1. 子どもが健康保険に加入し、市区町村に申請して医療証を受け取る
  2. 病院で毎回申請書を書く
  3. 大使館に申請する
  4. 学校に申し込む
正解A. 子どもが健康保険に加入し、市区町村に申請して医療証を受け取る

健康保険への加入が前提です。申請すると医療証が交付されます。

問4

受診のとき、窓口で見せるものは?

  1. 在留カードだけ
  2. 医療証だけ
  3. マイナ保険証など保険の資格を確認できるものと医療証
  4. 母子手帳だけ
正解C. マイナ保険証など保険の資格を確認できるものと医療証

保険の資格を確認できるものと医療証の両方を見せます。

問5

医療証を忘れて自己負担分を払ったときは?

  1. もう戻らない
  2. あとで市区町村に申請すると、払い戻しを受けられることがある
  3. 病院に毎日電話する
  4. 次の受診が無料になる
正解B. あとで市区町村に申請すると、払い戻しを受けられることがある

払い戻しの方法や期限は自治体によって異なります。領収書を保管しておきましょう。

よくある質問

Q. 引っ越したら医療証はどうなりますか?

A. 医療証は住んでいる市区町村が発行するものなので、引っ越すと前の医療証は使えなくなります。転入の手続きのときに、新しい市区町村でこども医療費助成の申請もしてください。

Q. 入院したときの食事代も無料になりますか?

A. 入院中の食事代を助成の対象にするかどうかは自治体によって異なります。差額ベッド代など保険がきかない費用は、助成の対象外です。住んでいる市区町村に確認してください。

Q. 児童手当とは違うものですか?

A. 違う制度です。こども医療費助成は病院にかかったときの費用を助けるもの、児童手当は子どもを育てている家庭にお金を支給するものです。それぞれ別に手続きが必要です。

演習:このページの問題を解く

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制度や手続きは、住んでいる市区町村や時期によって異なることがあります。最新の情報は、自治体や関係機関の案内でご確認ください。
内容確認日:2026-09-28