仮の宿 学習室

SPI SPI APTITUDE TEST

文の並べ替え・空欄補充

講義 3 本・確認問題 35 問 | 本試験では「言語」(0問)の一部 | 最終更新 2026-09-24

この章で学ぶこと
目次
  1. 文の並べ替え(先頭を決めて、指示語で鎖をつなぐ)
  2. 空欄補充(接続語で論理の向きをそろえる)
  3. 文節の並べ替え(かかる先を一つずつ決める)
  4. 確認問題(35問)
  5. 演習ツール

1. 文の並べ替え(先頭を決めて、指示語で鎖をつなぐ)

バラバラのア〜オを並べる問題は、勘で読むと必ず迷います。先頭になれない文を消し、指示語と接続語で二文ずつつないでいく型を覚えれば、順序は一本の鎖のように決まります。

並べ替えの問題は、五つの文を頭から読んで「なんとなく自然な流れ」を探すと時間だけが過ぎます。やることは一つで、文と文をつなぐ目印を拾い、二文ずつの前後関係を確定していくことです。前後関係が四組決まれば、五文の順序は自動的に一通りに定まります。

最初に決めるのは先頭です。先頭になれるのは、前の文がなくても意味が通る文だけです。「この」「その」「これ」「それ」といった指示語で始まる文は、指す相手が前にないと成り立たないので先頭になれません。「しかし」「だから」「つまり」などの接続語で始まる文も同じで、受けるべき前文が必要です。逆に、話題になる言葉が初めて出てくる文、しかも指示語も接続語も持たない文が先頭の候補になります。多くの問題では、この条件を満たす文は一つしかありません。

先頭が決まったら、残りの文が持つ目印を順に拾います。指示語は、それが指す語が出てくる文のすぐ後ろに置くのが原則です。「その熱」とあれば、直前に熱の話がなければいけません。同じ語の言い換え、たとえば前の文の「水が蒸発する」を受けた「蒸発が速いほど」のような形も、同じはたらきをします。接続語は向きを教えてくれます。「しかし」なら前後は反対、「だから」なら前が原因で後ろが結果、「たとえば」なら前が一般論で後ろが具体例です。

末尾も見当がつきます。「このように」「つまり」「こうして」で始まり、全体を言い直している文は、まとめなので最後に置きます。まとめの文が途中に入ると、その後ろの文が浮いてしまうからです。先頭とまとめを両端に固定してしまえば、残り三文の並びを考えるだけで済みます。最後に、自分が作った順序で通して読み、指示語の指す先がすべて自分より前にあるかを一つずつ確かめてください。ここまでやって初めて、答えは一通りだと言えます。

文の中にある目印と、そこから決まる位置
文の中の目印示していること位置の決まり方
この・その・これ・それ前に出た語や内容を指す指す相手のある文より後ろ。先頭にはならない
しかし・ところが前と反対のことを言う反対にできる前文のすぐ後ろ
だから・そのため前が原因、後ろが結果原因を述べた文のすぐ後ろ
たとえば前が一般論、後ろが具体例一般論の文のすぐ後ろ
つまり・要するに前を言い換える言い換えられる文のすぐ後ろ
このように・こうして全体をまとめる原則として末尾
指示語も接続語もない話題を初めて出す先頭の候補
文の並べ替えの手順1. 指示語や接続語で始まる文に印をつけ、先頭候補から外す2. 残った文のうち、中心になる語が初めて出てくる文を先頭に決める3. 「このように」「こうして」で始まるまとめの文を末尾に置く4. 指示語のある文を、指す語が出てくる文のすぐ後ろにつなぐ5. 接続語の向き(逆接・順接・例示・換言)で残りの前後を決める6. できた順序で通して読み、指す先がすべて自分より前にあるか確かめる7. 選択肢を見て、条件を一つでも破る順序を消す

用語

指示語
「これ・それ・この・その・こうした」など、前に出てきた語や内容を指す言葉。指す相手より前には置けないので、並べ替えでは強い手がかりになる。
接続語
文と文の関係を示す言葉。しかし(逆接)・だから(順接)・つまり(換言)・たとえば(例示)など、前後の向きを指定する。
話題提示
その文章で何を扱うのかを最初に示すこと。指示語も接続語も持たず、中心になる語が初めて登場する文が先頭になりやすい。
言い換え
前の文の内容を別の言葉で述べ直すこと。「つまり」「要するに」を伴うことが多く、言い換えられる側の文がすぐ前に来る。
まとめの文
「このように」「こうして」で始まり、それまでの内容を一つにくくる文。原則として末尾に置く。
かかり受け
ある語句がどの語句を説明しているかという関係。文の並べ替えでも文節の並べ替えでも、これをたどることで順序が定まる。

例題

例題:ア「その番号を読み取れば、宛先の地域が数字だけでわかる。」イ「郵便番号は、郵便物を機械で仕分けるために作られた番号である。」ウ「このように、郵便番号は配達の速さを支えている。」の三文を並べ替えよ。
答えと考え方 イ→ア→ウ。アは「その番号」で始まるので先頭になれず、指す相手である「郵便番号」を出しているイの後ろに置く。ウは「このように」で始まるまとめなので末尾。他の順にすると、アの指す番号が前に現れない。
例題:先頭になれる文が二つあるように見えるときは、どう決めるか。
答えと考え方 どちらの文をもう一方の後ろに置けるかを試す。片方が他方の内容を前提にしていれば、前提にしている側が後ろになる。両方とも前提を持たない場合は、残り三文の指示語がどちらを受けているかを見て、受けられている文を先頭にする。
例題:「しかし」で始まる文が二つあるときの考え方は。
答えと考え方 それぞれの「しかし」が何をひっくり返しているのかを書き出す。逆接は直前の内容とだけ噛み合うので、ひっくり返せる相手が一つに定まる。相手が見つからない側は、もう一方の逆接文の後ろに来る。

出典・根拠:※ SPI3の出題形式(文の並べ替え)に沿った、当サイトのオリジナル教材です(SPI3に公開シラバスはありません)

2. 空欄補充(接続語で論理の向きをそろえる)

空欄に入る接続語は、覚えている数ではなく、前後の関係を言葉にできるかで決まります。前と後ろを一言でまとめ、その関係に合う語を分類表から選ぶ手順を身につけます。

接続語の空欄補充では、選択肢を一つずつ当てはめて読み比べる人が多いのですが、それでは時間がかかるうえに、どれも通るように感じてしまいます。先にやるべきなのは、空欄の前と後ろをそれぞれ短くまとめることです。前が「雨が少ない」、後ろが「ため池を作った」なら、関係は原因と結果です。関係を先に言葉にしてしまえば、選ぶ語は分類表の一行に絞られます。

関係は大きく数種類しかありません。順接(前が原因で後ろが結果)、逆接(後ろが前と食い違う)、換言(後ろが前の言い直し)、例示(後ろが前の具体例)、理由(後ろが前の根拠)、添加(後ろが前に付け足し)、対比(前と後ろを並べて比べる)、限定(後ろが前に条件をつける)です。この八つを覚えておけば、たいていの空欄は分類だけで解けます。

見分けるときの決め手は、文末の形にもあります。空欄の後ろが「〜からである」で終わっていれば理由なので「なぜなら」、「〜ということだ」で終わっていれば換言なので「つまり」が入ります。前の文が「〜ではない」で終わり、後ろが「〜である」と言い直していれば「むしろ」が合います。このように、接続語は後ろの文末と組になって使われることが多く、この呼応を知っていると迷いが減ります。

空欄が二か所ある問題は、片方から決めるのが鉄則です。二つを同時に考えると組合せが増えて混乱しますが、関係がはっきりしているほうを先に決め、その語を含む選択肢だけを残せば、残りは一つか二つに絞れます。最後に、選んだ語を入れて通しで音読し、前後がねじれていないかを確かめてください。逆接を入れたのに前後が同じ向きを向いている、といったずれはこの段階で見つかります。

接続語の分類表(はたらきと、前後の関係)
はたらき代表的な接続語前と後ろの関係
順接だから/そのため/したがって/そこで前が原因、後ろがその結果
逆接しかし/ところが/だが/それでも後ろが前からの予想に反する
換言つまり/要するに/すなわち後ろが前の言い直し
例示たとえば/具体的には後ろが前の具体例
理由なぜなら/というのは後ろが前の根拠。文末は「からである」
添加そのうえ/さらに/しかも/また後ろが前への付け足し
対比一方/反対に/これに対して前と後ろを並べて比べる
訂正むしろ/かえって前を否定し、後ろで言い直す
限定ただし/もっとも/なお後ろが前につける条件や例外
転換ところで/さて話題を切りかえる
接続語の空欄補充の手順1. 空欄の前を一言でまとめる(例: 雨が少ない)2. 空欄の後ろを一言でまとめる(例: ため池を作った)3. 二つの関係を言葉にする(例: 原因と結果)4. 分類表でその行を探し、当てはまる語を選ぶ5. 後ろの文末を見る。「からである」なら理由、「ということだ」なら換言6. 空欄が二つなら、はっきりしているほうを先に決めて選択肢を絞る7. 入れてから通しで読み、前後の向きがねじれていないか確かめる

用語

順接
前の内容が原因や理由になり、後ろがその結果になる関係。だから・そのため・したがって・そこで。
逆接
後ろが前から予想される内容と食い違う関係。しかし・ところが・だが・それでも。
換言
後ろが前を別の言葉で言い直す関係。つまり・要するに・すなわち。
例示
後ろが前の具体例になる関係。たとえば・具体的には。
添加
後ろが前に情報を付け足す関係。そのうえ・さらに・しかも・また。
限定
後ろが前に条件や例外をつける関係。ただし・もっとも・なお。
呼応
接続語と文末の言い方が組になること。なぜなら〜からである、つまり〜ということだ、むしろ〜である、など。

例題

例題:「この橋は五年前に架け替えられた。(空欄)、通行止めの日が三日だけあった。」に入る語はどれか。
答えと考え方 ただし。後ろが前に例外や条件をつける限定の関係。しかしを入れると架け替えたこと自体を打ち消すことになり、前後の重さが釣り合わない。
例題:「この装置は音がほとんどしない。(空欄)、消費する電力も小さい。」に入る語はどれか。
答えと考え方 そのうえ。後ろが前に長所を付け足す添加の関係。文末が「〜も」で受けているのが目印。
例題:「紙の地図は全体の位置関係がつかみやすい。(空欄)、画面の地図は現在地をすぐ示す。」に入る語はどれか。
答えと考え方 一方。前と後ろを並べて比べる対比の関係。どちらも長所を述べていて食い違っていないので、しかしは使えない。

出典・根拠:※ SPI3の出題形式(空欄補充)に沿った、当サイトのオリジナル教材です(SPI3に公開シラバスはありません)

3. 文節の並べ替え(かかる先を一つずつ決める)

文節を並べる問題は、語順の自由さに惑わされると解けません。「が」「の」「を」といった助詞が、どの語にかかるかを決めていることを使って、後ろから鎖をたどります。

日本語の語順はある程度自由ですが、自由なのは文全体を作る主語や修飾語の位置であって、かかり受けの向きは自由ではありません。日本語では、説明する語がつねに説明される語の前に来ます。だから、どの文節がどの文節にかかるのかを決めれば、並びは自動的に定まります。並べ替えでは、この向きだけを頼りにします。

手がかりになるのは助詞です。「〜の」は必ず後ろの名詞にかかります。「本の感想」の「本の」は「感想」以外にかかりようがありません。動詞や形容詞の言い切りの形が名詞の前にあれば、それは連体修飾で、すぐ後ろの名詞にかかります。「読んだ本」の「読んだ」は「本」の説明です。「〜を」は動詞にかかり、「〜が」は述語の主語になります。この四つを押さえるだけで、多くの問題は一通りに決まります。

もう一つ強い決め手があります。「は」は文全体の主題を示す助詞で、名詞を修飾する部分(連体修飾節)の中には入れません。「私は読んだ本」とは言えず、その位置なら「私が読んだ本」になります。つまり「〜は」の文節は必ず主節側にあり、文末の述語につながります。この性質があるので、「〜は」と「〜が」が両方あるときは、「〜が」のほうが修飾節の中の主語だと決まります。

組み立ては後ろから行うと速く進みます。まず文末の述語を決め、その述語の主語と目的語を探し、目的語の名詞にかかる修飾語をたどっていくと、鎖が一本につながります。最後に、できた文を声に出して読み、途中で意味が切れないかを確かめてください。二通り読めてしまう並びは、どこかでかかり先を取り違えています。

助詞と語形から決まる、かかる先
文節の形かかる先並びの決まり
〜のすぐ後ろの名詞「本の感想」の順で固定される
動詞の言い切りの形すぐ後ろの名詞「読んだ本」の順で固定される
〜を動詞動詞よりも前に置く
〜が述語(修飾節の中でもよい)その述語より前に置く
〜は主節の述語修飾節の中には入れない
〜て、のあとの補助動詞直後の補助動詞「貸して」「くれた」は離せない
文節の並べ替えの手順1. 文末に来る述語を決める2. 「〜は」の文節を探す。これは主節の述語につながる3. 「〜が」の文節を探す。「は」があるなら、こちらは修飾節の主語4. 「〜の」と連体修飾の動詞は、かかる名詞のすぐ前に置く5. 「〜を」は、その動作を表す動詞より前に置く6. 後ろから鎖をつなぎ、通して読んで二通りに読めないか確かめる

用語

文節
文を、意味が崩れない範囲でできるだけ細かく区切った単位。「弟が」「読んだ」「本の」のように、自立語に助詞などがついた形になる。
連体修飾
名詞を説明するはたらき。「読んだ本」「静かな部屋」のように、説明する語がすぐ前に置かれる。
連用修飾
動詞や形容詞を説明するはたらき。「ゆっくり歩く」「本を読む」のように、こちらも説明する語が前に来る。
主題の「は」
文全体の話題を示す助詞。連体修飾節の中には入れないため、「〜は」を含む文節は主節の述語につながる。
格助詞の「が」
主語を示す助詞。連体修飾節の中の主語にもなれるので、「は」と併存するときは「が」のほうが修飾節側になる。
述語
文の中心になる動作や状態を表す部分。並べ替えでは、まず述語を決めてから前を組み立てる。

例題

例題:「私は」に続けて、ア「読んだ」イ「弟が」ウ「本の」エ「感想を」オ「聞いた」を並べ替えよ。
答えと考え方 イ→ア→ウ→エ→オ。「私は」は主節の主題なので述語「聞いた」につながる。「弟が」は修飾節の主語で「読んだ」にかかり、「読んだ」は「本」を、「本の」は「感想」を説明する。「感想を」は「聞いた」の目的語。完成形は「私は弟が読んだ本の感想を聞いた。」
例題:なぜ「私は読んだ本の感想を弟が聞いた」とは並べられないのか。
答えと考え方 「は」は連体修飾節の中に入れないので、「私は」が「読んだ」の主語になることはできない。また「私は」と「弟が」の両方を主節の述語「聞いた」に付けると主語が二つになる。だから「弟が」が修飾節の主語だと決まる。
例題:「運んで」と「もらった」は、並べ替えのときどう扱うか。
答えと考え方 補助動詞は直前の「〜て」と切り離せないので、必ず「運んでもらった」の順で1つのかたまりとして動かす。

出典・根拠:※ SPI3の出題形式(文節の並べ替え)に沿った、当サイトのオリジナル教材です(SPI3に公開シラバスはありません)

確認問題(35問)

四肢択一。「正解と解説」を開くと、正解の理由と他の選択肢が違う理由を確認できます。

問1|打ち水の順

【ア】奪われる熱は気化熱と呼ばれ、液体が気体に変わるために必要なエネルギーにあたる。【イ】夏の暑い日に、道路や庭に水をまく打ち水という習慣がある。【ウ】このように、打ち水は水の蒸発を利用した昔ながらの暑さ対策である。【エ】この習慣で涼しくなるのは、水が蒸発するときに周りから熱を奪うからである。【オ】気化熱を長く働かせるには、短時間で蒸発しきる日なたよりも、日陰にまくほうがよい。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. エ→イ→ア→オ→ウ
  2. イ→エ→オ→ア→ウ
  3. イ→オ→ア→エ→ウ
  4. イ→エ→ア→オ→ウ
正解と解説
正解:D. イ→エ→ア→オ→ウ

正しい順序は イ→エ→ア→オ→ウ。イだけが指示語も接続語も持たず、打ち水という話題を初めて出すので先頭。エの「この習慣」はイの打ち水を受ける。アの「奪われる熱」はエの「熱を奪う」を受ける。オはアで名づけた「気化熱」という語を使うのでアより後ろ。ウは「このように」で全体をまとめるので末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、オを先に置くと「気化熱」がまだ定義されておらず、アの「奪われる熱」も受ける相手を失う。ウを途中に入れると、まとめの後ろに説明が続く形になって流れが切れる。

根拠:※ SPI3の出題形式(文の並べ替え・空欄補充)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問2|郵便番号順

【ア】その作業が減った分だけ、同じ人数で扱える郵便物の量は増えた。【イ】この番号を読み取れば、宛先の地域を数字だけで判別できる。【ウ】郵便番号は、郵便物を機械で仕分けるために作られた番号である。【エ】このように、郵便番号は配達の速さを支える土台になっている。【オ】地域が数字で判別できれば、住所を一字ずつ人が読む作業は要らなくなる。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. ウ→イ→ア→オ→エ
  2. ウ→ア→オ→イ→エ
  3. ウ→イ→オ→ア→エ
  4. イ→ウ→オ→ア→エ
正解と解説
正解:C. ウ→イ→オ→ア→エ

正しい順序は ウ→イ→オ→ア→エ。ウが郵便番号を初めて出す文で先頭。イの「この番号」はウを受ける。オの「地域が数字で判別できれば」はイの内容をそのまま受け直している。アの「その作業」はオの「住所を一字ずつ人が読む作業」を指す。エは「このように」のまとめなので末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、アを前に出すと「その作業」が何を指すか前に現れない。オをイより前に置くと、地域が数字でわかるという前提が示されないまま条件文が始まってしまう。

根拠:※ SPI3の出題形式(文の並べ替え・空欄補充)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問3|案内の絵文字

【ア】このように、ピクトグラムは言葉の壁を越える案内の道具として広まった。【イ】意味が絵で伝わるので、言語の違う人にも同じ情報を届けられる。【ウ】非常口や案内表示に使われる絵文字は、ピクトグラムと呼ばれる。【エ】言語が違っても伝わるという性質は、多くの国の人が行き交う空港や駅でとくに役立つ。【オ】この絵文字の利点は、文字を読まなくても意味が伝わることにある。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. ウ→オ→イ→エ→ア
  2. ウ→エ→イ→オ→ア
  3. オ→ウ→イ→エ→ア
  4. ウ→オ→エ→イ→ア
正解と解説
正解:A. ウ→オ→イ→エ→ア

正しい順序は ウ→オ→イ→エ→ア。ウがピクトグラムという語を初めて出すので先頭。オの「この絵文字」はウを受ける。イの「意味が絵で伝わるので」はオの「文字を読まなくても意味が伝わる」を受ける。エの「言語が違っても伝わるという性質」はイを受ける。アは「このように」のまとめで末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、エを前に出すと「言語が違っても伝わる」という性質がまだ述べられていない。オを先頭にすると「この絵文字」の指す先がなくなる。

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問4|絵文字4番目

【ア】このように、ピクトグラムは言葉の壁を越える案内の道具として広まった。【イ】意味が絵で伝わるので、言語の違う人にも同じ情報を届けられる。【ウ】非常口や案内表示に使われる絵文字は、ピクトグラムと呼ばれる。【エ】言語が違っても伝わるという性質は、多くの国の人が行き交う空港や駅でとくに役立つ。【オ】この絵文字の利点は、文字を読まなくても意味が伝わることにある。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、4番目にくるのはどれか。

  1. ア
  2. エ
  3. イ
  4. ウ
正解と解説
正解:B. エ

正しい順序は ウ→オ→イ→エ→ア なので、4番目は エ。ウがピクトグラムという語を初めて出すので先頭。オの「この絵文字」はウを受ける。イの「意味が絵で伝わるので」はオの「文字を読まなくても意味が伝わる」を受ける。エの「言語が違っても伝わるという性質」はイを受ける。アは「このように」のまとめで末尾。 1番目のウ、2番目のオ、3番目のイを順に確定させれば、残りはエとアで、まとめのアが末尾になるためエが4番目に決まる。

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問5|氷と密度

【ア】めずらしいというのは、ふつうの物質は固体になると分子の並びが詰まり、体積が小さくなるからである。【イ】体積が増えると同じ重さでも密度は小さくなり、氷は水に浮くことになる。【ウ】ところが水は、氷になるときに分子がすきまの多い形に並ぶため、かえって体積が増える。【エ】氷が水に浮くのは、物質としてはめずらしい性質である。【オ】このように、氷が浮くのは水の分子の並び方が生む例外的な現象である。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. エ→ア→イ→ウ→オ
  2. エ→イ→ウ→ア→オ
  3. ア→エ→ウ→イ→オ
  4. エ→ア→ウ→イ→オ
正解と解説
正解:D. エ→ア→ウ→イ→オ

正しい順序は エ→ア→ウ→イ→オ。エが話題を出す文で先頭。アは「めずらしいというのは」でエの「めずらしい性質」を受け、その理由を述べる。ウの「ところが水は」はアの「ふつうの物質」と対比している。イの「体積が増えると」はウの「体積が増える」を受ける。オは「このように」のまとめで末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、ウを先に置くと「ところが」がひっくり返す相手がない。アを先頭にすると「めずらしい」という語が前に出ていない。

根拠:※ SPI3の出題形式(文の並べ替え・空欄補充)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問6|議事録の順

【ア】会議のあとに議事録を書くのは、決まったことを共有するためである。【イ】分けて書いておけば、次に何から話せばよいかが開いた瞬間にわかる。【ウ】その共有がうまくいかないと、同じ議論を次の会議でもう一度することになる。【エ】このように、議事録は会議の記録であると同時に、次の会議の入口でもある。【オ】繰り返しを避けるには、議事録に決定と持ち越しを分けて書くとよい。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. ア→イ→オ→ウ→エ
  2. ア→ウ→オ→イ→エ
  3. ウ→ア→オ→イ→エ
  4. ア→ウ→イ→オ→エ
正解と解説
正解:B. ア→ウ→オ→イ→エ

正しい順序は ア→ウ→オ→イ→エ。アが議事録という話題を出すので先頭。ウの「その共有」はアの「共有するため」を受ける。オの「繰り返しを避けるには」はウの「もう一度することになる」を受ける。イの「分けて書いておけば」はオの「分けて書くとよい」を受ける。エは「このように」のまとめで末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、イを前に出すと「分けて書く」という方法がまだ示されていない。ウを先頭にすると「その共有」の指す先がない。

根拠:※ SPI3の出題形式(文の並べ替え・空欄補充)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問7|辞書の並び

【ア】見当がつけば、ページを一枚ずつめくらなくても目的の場所へ近づける。【イ】このように、五十音順は探す速さだけでなく、思いがけない語との出会いも生む。【ウ】この並べ方には、探す語がどのあたりにあるかを見当づけられる利点がある。【エ】国語辞典の見出し語は、五十音順に並んでいる。【オ】近づいてから前後を読むうちに、目的の語のとなりにある語まで目に入る。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. ウ→エ→ア→オ→イ
  2. エ→ウ→ア→オ→イ
  3. エ→ウ→オ→ア→イ
  4. エ→オ→ア→ウ→イ
正解と解説
正解:B. エ→ウ→ア→オ→イ

正しい順序は エ→ウ→ア→オ→イ。エが五十音順という話題を出すので先頭。ウの「この並べ方」はエを受ける。アの「見当がつけば」はウの「見当づけられる」を受ける。オの「近づいてから」はアの「近づける」を受ける。イは「このように」のまとめで末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、ウを先頭にすると「この並べ方」が指す先がない。オをアより前に置くと、まだ近づいていない段階で「近づいてから」と述べることになる。

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問8|街路樹の順

【ア】このように、街路樹は景観のためだけに植えられているわけではない。【イ】この木々は夏に葉を広げ、歩道に日陰をつくる。【ウ】温度が下がるだけでなく、幹や枝は車の音をいくらかさえぎる働きもする。【エ】日陰ができると路面の温度が上がりにくくなり、歩く人の体感温度も下がる。【オ】街路樹は、道路に沿って植えられた木のことである。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. オ→イ→エ→ウ→ア
  2. オ→イ→ウ→エ→ア
  3. オ→ウ→エ→イ→ア
  4. イ→オ→エ→ウ→ア
正解と解説
正解:A. オ→イ→エ→ウ→ア

正しい順序は オ→イ→エ→ウ→ア。オが街路樹を定義する文で先頭。イの「この木々」はオを受ける。エの「日陰ができると」はイの「日陰をつくる」を受ける。ウの「温度が下がるだけでなく」はエの「体感温度も下がる」を受ける。アは「このように」のまとめで末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、ウを前に出すと「温度が下がる」という内容が前に現れない。イを先頭にすると「この木々」の指す先がない。

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問9|時間の余裕

【ア】吸収できる幅を作るには、十分の余裕を最初から予定に入れておけばよい。【イ】約束の時刻ちょうどに着こうとすると、遅れる確率はかえって高くなる。【ウ】このように、時間を守る人は速く動く人ではなく、余裕を先に確保する人である。【エ】最短で見積もると、電車の遅れや道の混雑といった想定外を吸収できない。【オ】その理由は、移動にかかる時間を最短の場合で見積もってしまうからである。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. イ→ア→エ→オ→ウ
  2. オ→イ→エ→ア→ウ
  3. イ→オ→ア→エ→ウ
  4. イ→オ→エ→ア→ウ
正解と解説
正解:D. イ→オ→エ→ア→ウ

正しい順序は イ→オ→エ→ア→ウ。イが話題を出す文で先頭。オの「その理由」はイの内容を受ける。エの「最短で見積もると」はオの「最短の場合で見積もって」を受ける。アの「吸収できる幅」はエの「吸収できない」を受ける。ウは「このように」のまとめで末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、アを前に出すと「吸収」という語が前に現れない。オを先頭にすると「その理由」が何の理由かわからない。

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問10|余裕2番目

【ア】吸収できる幅を作るには、十分の余裕を最初から予定に入れておけばよい。【イ】約束の時刻ちょうどに着こうとすると、遅れる確率はかえって高くなる。【ウ】このように、時間を守る人は速く動く人ではなく、余裕を先に確保する人である。【エ】最短で見積もると、電車の遅れや道の混雑といった想定外を吸収できない。【オ】その理由は、移動にかかる時間を最短の場合で見積もってしまうからである。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、2番目にくるのはどれか。

  1. ア
  2. ウ
  3. オ
  4. エ
正解と解説
正解:C. オ

正しい順序は イ→オ→エ→ア→ウ なので、2番目は オ。イが話題を出す文で先頭。オの「その理由」はイの内容を受ける。エの「最短で見積もると」はオの「最短の場合で見積もって」を受ける。アの「吸収できる幅」はエの「吸収できない」を受ける。ウは「このように」のまとめで末尾。 先頭になれるのは指示語も接続語も持たないイだけで、そのイを受けるのは「その理由」で始まるオである。

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問11|方言と共通語

【ア】一方で、地域が違う相手には意味が伝わらないことがある。【イ】方言は、地域ごとに受けつがれてきた言葉づかいである。【ウ】伝わらない場面を埋めるために使われるのが、全国で通じる共通語である。【エ】この言葉づかいは、同じ地域で育った人どうしの距離を近づける。【オ】つまり方言と共通語は、どちらが正しいかではなく、使い分けの問題である。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. エ→イ→ア→ウ→オ
  2. イ→エ→ア→ウ→オ
  3. イ→エ→ウ→ア→オ
  4. イ→ウ→ア→エ→オ
正解と解説
正解:B. イ→エ→ア→ウ→オ

正しい順序は イ→エ→ア→ウ→オ。イが方言を定義する文で先頭。エの「この言葉づかい」はイを受ける。アの「一方で」はエで述べた良い面をひっくり返す。ウの「伝わらない場面」はアの「伝わらないことがある」を受ける。オは「つまり」で全体をまとめるので末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、アを前に出すと「一方で」が対比する相手がない。ウをアより前に置くと「伝わらない場面」の指す先がなくなる。

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問12|洗濯物の順

【ア】このように、乾かす工夫の多くは、布に触れる空気を新しく保つための工夫である。【イ】空気が湿ってくると蒸発は鈍るので、風を当てて湿った空気を入れかえるとよい。【ウ】洗濯物が乾くのは、布にしみこんだ水が空気中へ蒸発していくからである。【エ】この蒸発は、まわりの空気が乾いているほど速く進む。【オ】入れかえの効果は、洗濯物どうしの間隔を広げるだけでも大きくなる。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. ウ→エ→オ→イ→ア
  2. ウ→エ→イ→オ→ア
  3. ウ→オ→イ→エ→ア
  4. エ→ウ→イ→オ→ア
正解と解説
正解:B. ウ→エ→イ→オ→ア

正しい順序は ウ→エ→イ→オ→ア。ウが乾く仕組みを述べる文で先頭。エの「この蒸発」はウの「蒸発していく」を受ける。イの「空気が湿ってくると」はエの「空気が乾いているほど速く進む」を裏返して受ける。オの「入れかえの効果」はイの「入れかえるとよい」を受ける。アは「このように」のまとめで末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、オを前に出すと「入れかえ」という語が前に現れない。エを先頭にすると「この蒸発」の指す先がない。

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問13|目次と索引

【ア】目次は章の順に並び、その本がどう組み立てられているかを示す。【イ】この対応を知っていれば、通して読むときは目次から、調べものをするときは索引から入ればよい。【ウ】本のはじめには目次があり、終わりには索引があることが多い。【エ】これに対して索引は語の五十音順に並び、知りたい語がどこにあるかを示す。【オ】つまり、順序で示すか語で示すかという違いは、読み方の違いに対応している。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. ウ→オ→エ→ア→イ
  2. ア→ウ→エ→オ→イ
  3. ウ→ア→オ→エ→イ
  4. ウ→ア→エ→オ→イ
正解と解説
正解:D. ウ→ア→エ→オ→イ

正しい順序は ウ→ア→エ→オ→イ。ウが目次と索引の両方を初めて出すので先頭。アは目次の説明で、ウを受ける。エの「これに対して」はアの目次と索引を対比する。オは「つまり」でアとエをまとめて言い直す。イの「この対応」はオの「対応している」を受けるので末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、エをアより前に置くと「これに対して」が比べる相手を失う。イをオより前に置くと「この対応」の指す先がない。

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問14|制動距離

【ア】二乗で効くので、速さが二倍になれば止まるまでの距離はおよそ四倍になる。【イ】この進む距離は制動距離と呼ばれ、速さが増すほど急に長くなる。【ウ】このように、下り坂で速度を落としておくことは、止まる余地を残しておくことでもある。【エ】自転車はブレーキをかけてもすぐには止まらず、いくらか進んでから停止する。【オ】長くなるのは、動いているものが持つエネルギーが速さの二乗に比例するためである。【設問】ア〜オの文を意味が通るように並べ替えたとき、正しい順序はどれか。

  1. エ→イ→オ→ア→ウ
  2. イ→エ→オ→ア→ウ
  3. エ→イ→ア→オ→ウ
  4. エ→ア→オ→イ→ウ
正解と解説
正解:A. エ→イ→オ→ア→ウ

正しい順序は エ→イ→オ→ア→ウ。エが話題を出す文で先頭。イの「この進む距離」はエの「いくらか進んでから」を受ける。オの「長くなるのは」はイの「急に長くなる」を受ける。アの「二乗で効くので」はオの「二乗に比例する」を受ける。ウは「このように」のまとめで末尾。誤りの選択肢はいずれもこの鎖のどこかを入れかえたもので、アを前に出すと「二乗」がまだ出ていない。イを先頭にすると「この進む距離」の指す先がない。

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問15|空欄・因果

【本文】この町では雨の少ない年が続いた。(空欄)、農業用のため池が古くから数多く作られてきた。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. しかし
  2. たとえば
  3. そのため
  4. ところで
正解と解説
正解:C. そのため

前は「雨が少ない」という原因、後ろは「ため池を作った」という結果なので、順接の「そのため」が入る。しかしを入れると前後が食い違うことになるが、実際には食い違っていない。たとえばではため池が雨の少なさの具体例になってしまい意味が通らない。ところでは話題を切りかえる語で、同じ話が続くここでは使えない。

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問16|空欄・逆接

【本文】この計画は準備に十分な時間をかけた。(空欄)、当日は思いどおりに進まなかった。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. だから
  2. つまり
  3. しかし
  4. さらに
正解と解説
正解:C. しかし

十分に準備したなら順調に進むはずだが、後ろはその予想に反している。だから逆接の「しかし」が入る。だからは前を原因、後ろを結果とする語で、ここでは向きが逆になる。つまりは言い直し、さらには付け足しで、いずれも前後が同じ向きのときに使う語である。

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問17|空欄・換言

【本文】この装置は電気を使わずに動く。(空欄)、電池も電源も必要としないということだ。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. つまり
  2. しかし
  3. たとえば
  4. なぜなら
正解と解説
正解:A. つまり

後ろは前の内容を別の言い方で述べ直しており、文末も「ということだ」で終わっている。この呼応から換言の「つまり」が入るとわかる。しかしでは前後が食い違うことになるが内容は同じである。たとえばなら後ろが具体例でなければならず、なぜならなら文末が「からである」になる。

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問18|空欄・例示

【本文】身の回りには、水にぬれても破れにくい紙がある。(空欄)、地図や値札に使われている合成紙がそれにあたる。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. したがって
  2. たとえば
  3. ところが
  4. つまり
正解と解説
正解:B. たとえば

前が一般的な説明、後ろが具体的な品物という関係なので例示の「たとえば」。しかも後ろに「それにあたる」とあり、前の一般論の実例を挙げる形になっている。したがっては結果、ところがは逆接、つまりは言い直しで、いずれも具体例を導く語ではない。

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問19|空欄・理由

【本文】山に登るときは、夏でも上着を持っていったほうがよい。(空欄)、標高が上がるほど気温は下がるからである。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. それでも
  2. たとえば
  3. なぜなら
  4. そのうえ
正解と解説
正解:C. なぜなら

後ろが「からである」で終わっているので、前の主張の根拠を述べる理由の関係だとわかり、「なぜなら」が入る。文末との呼応が決め手。それでもは逆接、たとえばは例示、そのうえは付け足しで、どれも「からである」とは組にならない。

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問20|空欄・むしろ

【本文】この手順は、作業を速くするためのものではない。(空欄)、時間をかけて確実さを上げるためのものである。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. だから
  2. むしろ
  3. たとえば
  4. なぜなら
正解と解説
正解:B. むしろ

前で「〜ではない」と打ち消し、後ろで「〜である」と言い直す訂正の関係なので「むしろ」。この呼応は決まった形として覚えておくとよい。だからは原因と結果、なぜならは根拠、たとえばは具体例で、打ち消しの言い直しには使わない。

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問21|空欄・対比

【本文】紙の辞典は、目的の語の前後が自然と目に入る。(空欄)、電子辞典は目的の語だけをすばやく示す。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. だから
  2. つまり
  3. なぜなら
  4. 一方
正解と解説
正解:D. 一方

紙の辞典と電子辞典という二つを並べて性質を比べているので、対比の「一方」が入る。前後は原因と結果ではないのでだからは合わず、後ろは前の言い直しでもないのでつまりも合わない。なぜならなら文末が「からである」になるはずである。

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問22|空欄・添加

【本文】この道具は軽くて持ち運びやすい。(空欄)、部品が少ないので手入れも簡単である。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. しかし
  2. たとえば
  3. そのうえ
  4. つまり
正解と解説
正解:C. そのうえ

前も後ろも同じ向きの長所を述べており、後ろで長所を一つ付け足している。よって添加の「そのうえ」。しかしを入れると長所と長所が対立することになって不自然。たとえばなら後ろが前の具体例でなければならないが、手入れの簡単さは持ち運びやすさの例ではない。

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問23|空欄・限定

【本文】この施設は誰でも利用できる。(空欄)、工作機械を使う場合だけは事前の申し込みが必要である。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. だから
  2. つまり
  3. ただし
  4. たとえば
正解と解説
正解:C. ただし

前の「誰でも利用できる」に対して、後ろは「この場合だけは」と例外の条件をつけている。限定の「ただし」が入る。だからでは前が原因、後ろが結果になるが、申し込みが必要なことは誰でも使えることの結果ではない。つまりは言い直し、たとえばは具体例で、例外を示す語ではない。

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問24|空欄・譲歩

【本文】天気予報の精度は年々上がっている。(空欄)、予報が外れることが全くなくなったわけではない。【設問】(空欄)に入る言葉として最も適切なものはどれか。

  1. それでも
  2. だから
  3. つまり
  4. たとえば
正解と解説
正解:A. それでも

精度が上がっているなら外れないはずだという予想を、後ろが打ち消している。前を認めたうえで反対のことを述べる形なので「それでも」。だからでは向きが逆になり、つまりでは言い直しにならず、たとえばでは後ろが具体例になっていない。

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問25|二か所補充1

【本文】地図の記号は、限られた紙面に多くの情報を載せるための工夫である。(空欄A)、学校や病院は絵の形で示され、文字を書き込まなくても場所がわかる。(空欄B)、記号の意味を知らない人には、その情報は届かない。【設問】(空欄A)と(空欄B)に入る言葉の組合せとして最も適切なものはどれか。

  1. A しかし / B たとえば
  2. A つまり / B だから
  3. A たとえば / B だから
  4. A たとえば / B しかし
正解と解説
正解:D. A たとえば / B しかし

Aの後ろは学校や病院という具体的な記号の話なので、前の一般論に対する例示で「たとえば」。Bの後ろは「情報は届かない」で、記号が便利だという前の流れをひっくり返しているので逆接の「しかし」。Aにしかしを入れると前後が食い違わないので誤り、Bにだからを入れると便利さから届かないという結果が導かれてしまい筋が通らない。

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問26|二か所補充2

【本文】毎日同じ時刻に起きていると、体は決まった時刻に自然と目を覚ますようになる。(空欄A)、休みの日に生活の時刻を大きくずらすと、この働きは乱れる。(空欄B)、休みの日でも起きる時刻はあまり変えないほうがよい。【設問】(空欄A)と(空欄B)に入る言葉の組合せとして最も適切なものはどれか。

  1. A だから / B ところが
  2. A つまり / B ところが
  3. A ところが / B だから
  4. A ところが / B たとえば
正解と解説
正解:C. A ところが / B だから

Aの後ろは「乱れる」で、体のリズムが整うという前の内容に反するので逆接の「ところが」。Bの後ろは「変えないほうがよい」という助言で、乱れるという前の内容から導かれる結果なので順接の「だから」。Aにだからを入れると、リズムが整うことの結果として乱れることになり矛盾する。Bにたとえばを入れると、助言が乱れることの具体例になってしまう。

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問27|二か所補充3

【本文】電子的な記録は、紙より場所を取らず、探すのも速い。(空欄A)、機器が読めなくなれば、中身にたどりつけなくなる。(空欄B)、大切な記録は形を変えて複数残しておくのがよい。【設問】(空欄A)と(空欄B)に入る言葉の組合せとして最も適切なものはどれか。

  1. A しかし / B そこで
  2. A そこで / B しかし
  3. A つまり / B そこで
  4. A しかし / B つまり
正解と解説
正解:A. A しかし / B そこで

Aの前は電子的な記録の長所、後ろは短所なので逆接の「しかし」。Bの後ろは、その短所を受けてどうするかという対策なので「そこで」が入る。Aにそこでを入れると、長所を受けた対策として不都合が起きることになり筋が通らない。Bにつまりを入れると、対策が短所の言い直しになってしまう。

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問28|文節・町の名前

【文の書き出し】「私は」【ア】住んでいる【イ】兄が【ウ】町の【エ】名前を【オ】覚えた【設問】書き出しの「私は」に続けてア〜オをすべて用い、意味の通る一文を作る。正しい順序はどれか。

  1. イ→ア→ウ→エ→オ
  2. ア→イ→ウ→エ→オ
  3. イ→ア→エ→ウ→オ
  4. イ→エ→ウ→ア→オ
正解と解説
正解:A. イ→ア→ウ→エ→オ

完成する文は「私は兄が住んでいる町の名前を覚えた。」。主題の「は」は名詞を説明する部分の中には入れないので、「私は」は文末の述語「覚えた」につながる。すると「兄が」は説明部分の中の主語で、自動詞「住んでいる」にかかる。「住んでいる」は「町」を説明し、「町の」は「名前」を説明し、「名前を」は「覚えた」の目的語になる。「住んでいる」は目的語をとれない自動詞なので、これを文末の述語にした並べ方は成り立たない。

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問29|文節・会社

【文の書き出し】「彼は」【ア】会社の【イ】知らなかった【ウ】父が【エ】場所を【オ】勤めている【設問】書き出しの「彼は」に続けてア〜オをすべて用い、意味の通る一文を作る。正しい順序はどれか。

  1. ウ→オ→エ→ア→イ
  2. ウ→オ→ア→エ→イ
  3. ウ→エ→ア→オ→イ
  4. オ→ウ→ア→エ→イ
正解と解説
正解:B. ウ→オ→ア→エ→イ

完成する文は「彼は父が勤めている会社の場所を知らなかった。」。「彼は」は主節の主題なので述語「知らなかった」につながり、「父が」は説明部分の主語として自動詞「勤めている」にかかる。「勤めている」は「会社」を、「会社の」は「場所」を説明し、「場所を」が「知らなかった」の目的語になる。「勤めている」は「〜を」をとらないので、末尾に置くことはできない。

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問30|文節・村の地図

【文の書き出し】「私たちは」【ア】村の【イ】見つけた【ウ】地図を【エ】祖父が【オ】育った【設問】書き出しの「私たちは」に続けてア〜オをすべて用い、意味の通る一文を作る。正しい順序はどれか。

  1. エ→オ→ア→ウ→イ
  2. エ→ウ→ア→オ→イ
  3. オ→エ→ア→ウ→イ
  4. エ→オ→ウ→ア→イ
正解と解説
正解:A. エ→オ→ア→ウ→イ

完成する文は「私たちは祖父が育った村の地図を見つけた。」。「私たちは」は述語「見つけた」につながる主題で、「祖父が」は説明部分の主語として「育った」にかかる。「育った」は「村」を、「村の」は「地図」を説明し、「地図を」は「見つけた」の目的語。「育った」は自動詞で目的語をとらないため、これを文末に置く並べ方は成り立たない。

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問31|文節4番目

【文の書き出し】「店員は」【ア】並んでいる【イ】客が【ウ】列の【エ】人数を【オ】数えた【設問】書き出しの「店員は」に続けてア〜オをすべて用い、意味の通る一文を作る。4番目にくるのはどれか。

  1. ア
  2. イ
  3. オ
  4. エ
正解と解説
正解:D. エ

完成する文は「店員は客が並んでいる列の人数を数えた。」で、順序はイ→ア→ウ→エ→オ。したがって4番目はエ。「店員は」が主節の主題として「数えた」につながり、「客が」は自動詞「並んでいる」の主語。「並んでいる」は「列」を、「列の」は「人数」を説明し、「人数を」が「数えた」の目的語になる。

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問32|文節・学校

【文の書き出し】「先生は」【ア】歴史を【イ】生徒が【ウ】話した【エ】通っている【オ】学校の【設問】書き出しの「先生は」に続けてア〜オをすべて用い、意味の通る一文を作る。正しい順序はどれか。

  1. イ→エ→オ→ア→ウ
  2. イ→エ→ア→オ→ウ
  3. イ→ア→オ→エ→ウ
  4. エ→イ→オ→ア→ウ
正解と解説
正解:A. イ→エ→オ→ア→ウ

完成する文は「先生は生徒が通っている学校の歴史を話した。」。「先生は」は主節の主題で述語「話した」につながり、「生徒が」は自動詞「通っている」の主語。「通っている」は「学校」を、「学校の」は「歴史」を説明し、「歴史を」が「話した」の目的語。「通っている」は「〜を」をとらないので文末には置けず、順序は一通りに決まる。

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問33|文節・山の写真

【文の書き出し】「姉は」【ア】撮った【イ】残っている【ウ】雪が【エ】山の【オ】写真を【設問】書き出しの「姉は」に続けてア〜オをすべて用い、意味の通る一文を作る。正しい順序はどれか。

  1. ウ→オ→エ→イ→ア
  2. イ→ウ→エ→オ→ア
  3. ウ→イ→エ→オ→ア
  4. ウ→イ→オ→エ→ア
正解と解説
正解:C. ウ→イ→エ→オ→ア

完成する文は「姉は雪が残っている山の写真を撮った。」。「姉は」は主節の主題で「撮った」につながり、「雪が」は自動詞「残っている」の主語。「残っている」は「山」を、「山の」は「写真」を説明し、「写真を」が「撮った」の目的語になる。「残っている」は目的語をとれないため、「写真を残っている」のような並べ方は成り立たない。

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問34|文節・傘

【文の書き出し】「私は」【ア】貸して【イ】傘を【ウ】友人が【エ】返した【オ】くれた【設問】書き出しの「私は」に続けてア〜オをすべて用い、意味の通る一文を作る。正しい順序はどれか。

  1. ウ→イ→オ→ア→エ
  2. ア→ウ→オ→イ→エ
  3. ウ→ア→イ→オ→エ
  4. ウ→ア→オ→イ→エ
正解と解説
正解:D. ウ→ア→オ→イ→エ

完成する文は「私は友人が貸してくれた傘を返した。」。「貸して」と補助動詞「くれた」は離せない一組で、二つで一つの述語として「傘」を説明する。「くれる」は話し手以外を主語にとる語なので、「私は」を主語にして「私は…貸してくれた」とすることはできない。よって「友人が」が説明部分の主語に決まり、「傘を」が主節の述語「返した」の目的語になる。

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問35|文節2番目

【文の書き出し】「担当者は」【ア】会場の【イ】作った【ウ】利用者が【エ】集まる【オ】見取り図を【設問】書き出しの「担当者は」に続けてア〜オをすべて用い、意味の通る一文を作る。2番目にくるのはどれか。

  1. ア
  2. エ
  3. ウ
  4. オ
正解と解説
正解:B. エ

完成する文は「担当者は利用者が集まる会場の見取り図を作った。」で、順序はウ→エ→ア→オ→イ。したがって2番目はエ。「担当者は」は主節の主題として「作った」につながり、「利用者が」は自動詞「集まる」の主語。「集まる」は「会場」を、「会場の」は「見取り図」を説明し、「見取り図を」が「作った」の目的語になる。「集まる」は目的語をとらないので文末には置けない。

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演習:この章の問題を解く

ランダム出題の演習ツールです(JavaScript が有効な場合に動きます)。上の「確認問題」はそのままでもすべて読めます。

※ 解説は学習用の情報提供です。最新の出題範囲・制度は必ず公式発表をご確認ください。
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