仮の宿 学習室 資格 電気工事士 合格ラボ(第二種・第一種 学科) 配線図②複線図と電線の本数
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第二種電気工事士 ELECTRICIAN CLASS 2
配線図②複線図と電線の本数
講義 3 本・確認問題 45 問 | 配線図(本試験 20問程度) | 最終更新 2026-10-16
この章で学ぶこと 単線図と複線図の違いと、白・黒・返り線をつなぐ先(施工条件の色の決まり) 3路スイッチ・4路スイッチと確認表示灯(常時点灯・同時点滅・異時点滅)のつなぎ方 器具ごとに必要な電線を足して、区間の最少電線本数を数える方法 電線の太さと本数によるリングスリーブ(小・中・大)と圧着マーク(○・小・中・大)の選び方 差込形コネクタの正しい差し込み方と、技能試験の欠陥の判断基準
1. 単線図から複線図へ
配線図は、電線の本数に関係なく1本の線で描く「単線図」です。実際につなぐ電線を1本ずつ描く「複線図」に直す手順を、色のルールと一緒に覚えます。
電気工事の図面(配線図)は、ふつう単線図 (たんせんず)で描かれます。単線図では、ある区間を2本の電線でつないでも3本でつないでも、線は1本だけです。電気技術者試験センターの「学科試験のポイント」でも、配線図は通常、電線の本数に関係なく1本の線で表すので、実際の配線・接続をイメージした複線図 (ふくせんず)を描くのが早道だ、と説明されています。複線図は、電線を1本ずつ描き、どの電線とどの電線をどこでつなぐかまで示した図です。学科試験の配線図問題で「最少電線本数」や「リングスリーブの種類」を答えるときも、頭の中で(または余白に)複線図を描くと間違えにくくなります。
電線の役割と色
住宅の100Vの回路(単相2線式)には2本の電線があります。1本は接地側電線 (せっちがわでんせん。大地とほぼ同じ電位の側。Nと書くこともある)、もう1本は非接地側電線 (電圧がかかっている側。Lと書くこともある)です。技能試験の問題の「施工条件」では、電線の色を次のように決めています。学科でもこの決まりを前提に複線図を考えると整理しやすくなります。
電線の色の決まり(令和7年度上期技能試験の施工条件の例) 電線 色 つなぐ先
電源からの接地側電線 白 照明器具・コンセントなどの負荷。ランプレセプタクルの受金(うけがね)ねじ部の端子、引掛シーリングローゼットの接地側極端子、コンセントの接地側極端子(Wと表示)には白をつなぐ
電源から点滅器(スイッチ)・コンセントなどまでの非接地側電線 黒 スイッチ、コンセント、確認表示灯など
返り線 色の指定がないことが多い(施工条件に指定があれば従う) スイッチから照明器具へ
返り線 (かえりせん)は、スイッチを通ったあと照明器具へ向かう電線です。スイッチは非接地側(黒)の途中に入れて、電気の通り道を切ったりつないだりします。接地側(白)をスイッチに通すことはありません。
複線図の描き方(4つの手順)
①単線図の器具(電源・ジョイントボックス・照明器具・スイッチ・コンセント)を同じ位置に描く。②白 :電源の接地側から、すべての照明器具とコンセントへ線を引く。③黒 :電源の非接地側から、すべてのスイッチ(3路スイッチの場合は片方の0端子)とコンセントへ線を引く。④返り線 :スイッチから、そのスイッチで点滅させる照明器具へ線を引く。最後に、線が出会う所を接続点にします。ジョイントボックスを通る電線は、そのボックスの中ですべて接続するのが施工条件の基本です。
電源
黒(L)
白(N)
ジョイントボックス
スイッチイ
返り線
イ
照明イ
図1 1灯1スイッチの複線図。黒(実線)は電源→スイッチ、白(点線)は電源→照明器具、返り線(赤茶)はスイッチ→照明器具。ジョイントボックスの中の●が接続点で、ここでは3か所。
3路スイッチと4路スイッチ
階段の上と下のように2か所 から同じ照明を点滅したいときは、3路スイッチ を2個使います。一般的な3路スイッチには0・1・3の3つの端子があり、0が共通の端子です。一方の3路スイッチの0に黒(電源)、もう一方の0に返り線をつなぎ、1と1、3と3を2本の電線(ここでは渡り線と呼びます)で結びます(図2)。3か所以上 から点滅するときは、2個の3路スイッチの間に4路スイッチ を入れます(3か所なら3路2個+4路1個)。4路スイッチは渡り線2本の「まっすぐ」と「たすきがけ」を切り替えるスイッチで、両側にそれぞれ2本ずつの渡り線がつながります。
黒(L)
0
1
3
3路スイッチA
渡り線2本
1
3
0
3路スイッチB
返り線
イ
白(N)
図2 3路スイッチ2個で1つの照明を点滅する回路(接続点は省略)。Aは1側、Bは3側に倒れているので回路が切れて消灯。どちらか一方を切り替えると、0−1−1−0 か 0−3−3−0 の道がつながって点灯する。
確認表示灯(パイロットランプ)のつなぎ方
確認表示灯は、スイッチの位置や負荷の状態を知らせる小さなランプです。技能試験の施工条件では「常時点灯」「同時点滅」などと指定されます。つなぎ方は次の3つです。常時点灯 :黒と白の間に入れる(いつも点く)。同時点滅 :照明器具と並列、つまり返り線と白の間に入れる(照明と一緒に点いて消える)。異時点滅 :スイッチと並列に入れる(スイッチが切れているときだけ点く。スイッチを入れると両端が同じ電位になり消える)。常時点灯と同時点滅ではスイッチボックスに白が必要になり、異時点滅では白は不要です。この違いは次の講義の「最少電線本数」に直接ひびきます。
用語
単線図 電線の本数に関係なく、配線の経路を1本の線で表した図。配線図はふつうこの形。
複線図 電線を1本ずつ描き、接続の場所まで示した図。実際の結線を考えるために描く。
接地側電線 大地とほぼ同じ電位の側の電線。施工条件では白を使う。
非接地側電線 電圧がかかっている側の電線。電源からスイッチ・コンセントまでは黒を使う。
返り線 スイッチから照明器具へ向かう電線。
3路スイッチ 0・1・3の端子をもち、2か所から同じ負荷を点滅するために2個1組で使うスイッチ。
例題 例題:電源、ジョイントボックス、照明器具イ、スイッチイ、コンセント1つの回路(すべてジョイントボックスで接続)。複線図で、スイッチイにつながる電線と、コンセントにつながる電線をそれぞれ答えよ。
答えと考え方 スイッチイには黒(電源の非接地側)と返り線の2本、コンセントには白(接地側)と黒(非接地側)の2本がつながります。白はスイッチに行かず、照明器具とコンセントへ行きます。返り線はスイッチイから照明器具イへ行きます。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」 (配線図は電線の本数に関係なく1本の線で表すこと、複線図を描くこと)、電気技術者試験センター 令和7年度第二種電気工事士上期技能試験の問題(No.1 ・No.2 )の施工条件(電線の色別)、電気技術者試験センター「令和8年度第二種電気工事士技能試験候補問題 」(確認表示灯の常時点灯・同時点滅の指定)。
2. 最少電線本数の数え方
単線図のある区間に、少なくとも何本の電線(心線)が必要かを数えます。器具ごとに「必要な電線」を足していくと、迷わずに数えられます。
学科試験の配線図問題では、「図の①で示す部分の最少電線本数(心線数)は」という形の問題がよく出ます。試験センターの「学科試験のポイント」でも、複線図から最少電線本数を求める例が示され、スイッチの位置や種類を考えて配線を考えることが大切だとされています。ここでは、複線図をすべて描かなくても数えられるように、器具ごとの「その区間を通る電線」の考え方を整理します。
基本の考え方
ある区間を通る電線は、「その区間の先にある器具が必要とする電線」です。区間の先にある器具を全部並べ、それぞれに必要な電線を足し、同じ電線(共用できる電線)は1本にまとめます。共用できるのは、白 (接地側)と黒 (非接地側)です。返り線 はスイッチごと(点滅させる照明のグループごと)に別の線になります。
区間の先にある器具と、その区間を通る電線(ジョイントボックスで接続する場合) 区間の先にあるもの 通る電線 本数
照明器具1つ(スイッチは別の場所) 白+返り線 2
スイッチ1つ 黒+返り線 2
コンセント1つ 白+黒 2
同じボックスのスイッチ2つ 黒(共用)+返り線2本 3
同じボックスのスイッチ1つとコンセント 黒(共用)+返り線+白 3
同じボックスのスイッチ2つとコンセント 黒(共用)+返り線2本+白 4
スイッチと確認表示灯(異時点滅) 黒+返り線 2
スイッチと確認表示灯(常時点灯・同時点滅) 黒+返り線+白 3
3路スイッチ・4路スイッチの区間
3路スイッチ2個をそれぞれジョイントボックスにつなぐ場合、片方の3路スイッチには「黒+渡り線2本」、もう片方には「返り線+渡り線2本」が通るので、どちらの区間も3本 です。4路スイッチをジョイントボックスにつなぐ場合は、両側の渡り線2本ずつが行って戻るので4本 です。3路スイッチどうしを直接つなぐ区間は、渡り線2本に加えて、先にある3路スイッチの0端子へ行く黒(または返り線)が通るので3本 になります。
ジョイントボックスどうしの区間
ジョイントボックスが2つあるときは、「向こう側のボックスにつながる器具」をまとめて考えます。図3では、JB2の先に照明イ・照明ロ・スイッチロがあります。照明イ・ロのための白(1本で共用)、スイッチイ(JB1側)から照明イへの返り線、スイッチロのための黒の3本です。スイッチロから照明ロへの返り線はJB2の中で完結するので、JB1−JB2の間は通りません。
電源 JB1 コンセント イ JB2 イ ロ ロ 2本 3本 2本 2本 2本 2本 2本 図3 区間ごとの最少電線本数(数字)。JB1−JB2の間は、白(照明イ・ロ用)、照明イへの返り線、スイッチロへ行く黒の3本。
最少電線本数がわかると、使うケーブルも決まります。2本ならVVF(ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形)の2心、3本なら3心です。区間の本数を正しく数えることは、材料の数や、次の講義で学ぶ接続点の数にもつながります。
数えるときの注意
(1) 白はスイッチに行かない。スイッチだけの区間に白は通りません。(2) 同じスイッチで点滅する照明が2つあっても、返り線は1本でよい(照明は並列につなぐ)。(3) 同じボックスに器具が並ぶときは、黒を1本で共用できる。(4) 確認表示灯は点灯のしかたで白が必要かどうかが変わる。(5) 接地線(アース線)が必要な器具(接地極付きコンセントなど)は、問題の条件に従って別に数える。
用語
最少電線本数 その区間に最低限必要な電線(心線)の数。施工条件や図の条件の範囲で、いちばん少ない本数。
心線 電線の中の導体(銅線)。ケーブルでは心線の数を「2心」「3心」と数える。
ジョイントボックス 電線どうしの接続点を収める箱。VVF用ジョイントボックスなど。
渡り線 この講義では、3路・4路スイッチどうしを結ぶ2本の電線のこと。
例題 例題:ジョイントボックスから1つのスイッチボックスへ配線する。ボックスにはスイッチイとスイッチロ(それぞれ別の照明を点滅)が入っている。この区間の最少電線本数は。
答えと考え方 3本です。黒はスイッチ2つで共用して1本、返り線はスイッチイ用とスイッチロ用で2本。白はスイッチに行かないので通りません。1+2=3。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」 (複線図から最少電線本数を求めること、スイッチの位置や種類を考えること)、電気技術者試験センター 令和7年度第二種電気工事士上期技能試験の問題(No.1 ・No.2 )の施工条件(電線の色別・ジョイントボックスですべて接続)。表は本ラボが上の考え方から整理したもの。
3. リングスリーブと差込形コネクタ
接続点で使うリングスリーブの大きさ(小・中・大)と圧着マーク(○・小・中・大)は、電線の太さと本数で決まります。差込形コネクタの確かめ方とあわせて覚えます。
ジョイントボックスの中の接続には、主にリングスリーブ (E形の銅線用裸圧着スリーブ。JIS C 2806)による圧着接続と、差込形コネクタ による接続が使われます。試験センターの「技能試験の概要と注意すべきポイント」では、リングスリーブは小・中・大の3種類があり、接続する電線の太さと本数 に応じて正しいものを選ぶ必要があること、圧着工具の刻印は○・小・中・大がはっきり出るものを用意することが示されています。学科試験でも、複線図から接続点の電線の本数を数え、スリーブの種類や圧着マークを答える問題が出ます。
リングスリーブの選び方
リングスリーブ(E形)と電線の組合せの主なもの(試験センター資料「JIS C 2806準拠」の表から抜き出し) スリーブ 圧着マーク 1.6mmだけ 2.0mmだけ 2.6mmだけ 太さが混ざる例
小 ○ 2本 - - -
小 小 3〜4本 2本 - 2.0mm1本+1.6mm1〜2本
中 中 5〜6本 3〜4本 2本 2.0mm1本+1.6mm3〜5本、2.0mm2本+1.6mm1〜3本、2.6mm1本+1.6mm1〜3本 など
大 大 7本 5本 3本 2.0mm1本+1.6mm6本、2.0mm2本+1.6mm4本 など
ポイントは3つです。(1) 1.6mmを2本 つなぐときは小スリーブ で、圧着マークは○ 。(2) 1.6mmの3〜4本、2.0mmの2本、2.0mm1本と1.6mm1〜2本は、小スリーブで圧着マークは小 。(3) 中・大のスリーブは、スリーブと同じ文字(中・大)で圧着する。資料の表では、1.6mmは2.0mm²の、2.0mmは3.5mm²の、2.6mmは5.5mm²のより線と同じ欄に並べられています。資料の表には、1.6mmの電線と0.75mm²のより線(コード)を組み合わせる欄などもあります。表は太さの組合せごとに細かく決まっているので、上の表にない組合せは試験センターの資料の表で確かめてください。
圧着工具と欠陥の判断基準
リングスリーブ用の圧着工具は、JISに定められたもので、握りの部分が黄色 です。試験センターの資料では、この工具を使えば圧着マークが刻印されること、圧着端子用の工具を使うと数字が刻印され欠陥になることが示されています。技能試験の「欠陥の判断基準」では、リングスリーブについて、スリーブの選択を誤ったもの、圧着マークが不適正なもの、スリーブを破損したもの、スリーブの先端・末端で圧着マークの一部が欠けたもの、1つのスリーブに2つ以上の圧着マークがあるもの、1か所の接続に2個以上のスリーブを使ったものを欠陥としています。また、上から見て心線の先端が1本でも見えないもの、スリーブの上端から心線が5mm以上出ているもの、むき過ぎでスリーブの下端から心線が10mm以上見えるもの、絶縁被覆の上から圧着したものも欠陥です。
差込形コネクタ
差込形コネクタは、むいた心線を穴に差し込むだけで接続できる器具です。つなぐ電線の本数に合ったもの(2本用・3本用など)を使います。資料では、心線をまっすぐ突き当たるまで差し込むこと、コネクタのストリップゲージ (むく長さの目印)どおりにむけば適切に接続できること、技能試験では先端から心線がはっきり見える ように差し込むことが示されています。欠陥の判断基準では、先端を真横から見て心線が見えないもの、下端 を真横から見て心線が見えるもの(むき過ぎ)が欠陥です。やり直すときは、引き抜かず、コネクタの下で切って新しいコネクタでつなぎ直します(引き抜くと心線を傷つけるおそれがあるため)。
接続点の数え方
複線図で、ジョイントボックスの中の接続点を1つずつ見て、何本の電線が集まるかを数えます。たとえば電源(1.6mm)から照明イ・ロとスイッチイ・ロ(同じボックス)へ配線するジョイントボックスでは、白の接続点に「電源の白・照明イの白・照明ロの白」の3本(小スリーブ・刻印小)、黒の接続点に「電源の黒・スイッチへの黒」の2本(小スリーブ・刻印○)、返り線の接続点が2か所でそれぞれ2本(小スリーブ・刻印○)になります。電源のケーブルが2.0mmなら、白の接続点は2.0mm1本と1.6mm2本(小・刻印小)、黒の接続点は2.0mm1本と1.6mm1本(小・刻印小)に変わります。
用語
リングスリーブ 電線の心線をまとめて入れ、圧着工具でつぶして接続する筒形の金具。小・中・大がある。
圧着マーク 圧着工具でスリーブにつく刻印(○・小・中・大)。正しい工具の正しい位置で圧着したかを示す。
差込形コネクタ 心線を差し込んで接続する器具。本数に合ったものを使う。
ストリップゲージ 心線をむく長さの目印。差込形コネクタなどについている。
絶縁被覆 心線をおおう絶縁物。その上から圧着してはいけない。
例題 例題:ジョイントボックス内の1つの接続点で、1.6mmの電線4本をリングスリーブで接続する。スリーブの大きさと圧着マークは。
答えと考え方 小スリーブ、圧着マークは「小」です。1.6mmの3〜4本は小スリーブで刻印「小」、1.6mm2本のときは刻印が「○」になります。5本になると中スリーブ(刻印「中」)に変わります。
根拠:電気技術者試験センター「技能試験の概要と注意すべきポイント」(令和8年3月) (リングスリーブの種類と電線の組合せ表〔JIS C 2806準拠〕、黄色の握りの圧着工具、差込形コネクタの差し込み方)、電気技術者試験センター「電気工事士技能試験 欠陥の判断基準」 (6・7の項目)、電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」 。
確認問題(45問) 四肢択一。「正解と解説」を開くと、正解の理由と他の選択肢が違う理由を確認できます。
問1|単線図の意味
配線図で、ある区間が1本の線で描かれていた。この線について正しいものは。
その区間の電線は必ず1本である その区間の電線は必ず2本である 電線の本数に関係なく、配線の経路を1本の線で表している その区間にはケーブルではなく単線の電線を使う 正解と解説 正解:C. 電線の本数に関係なく、配線の経路を1本の線で表している 配線図は通常、電線の本数に関係なく1本の線で配線の経路を表します(単線図)。そのため、1本の線でも中の電線は2本・3本・4本などがあり得ます。「必ず1本」「必ず2本」は誤りです。「単線」は1本の導体でできた電線のことで、単線図の「単線」とは意味が違います。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問2|接地側電線の色
技能試験の施工条件の例で、電源からの接地側電線に使う絶縁被覆の色は。
白 黒 赤 緑 正解と解説 正解:A. 白 施工条件では「電源からの接地側電線には、すべて白色を使用する」とされています。黒は電源から点滅器・コンセントなどまでの非接地側電線に使います。赤は3心ケーブルの3本目などに出てくる色で、接地側の指定色ではありません。緑は接地線(アース線)に使われる色で、接地側電線とは別のものです。
根拠:電気技術者試験センター 令和7年度第二種電気工事士上期技能試験の問題(No.1 ・No.2 )の施工条件
問3|非接地側電線の色
施工条件の例で、電源から点滅器(スイッチ)までの非接地側電線に使う色は。
白 赤 黒 緑 正解と解説 正解:C. 黒 施工条件では、電源から点滅器(やコンセント・確認表示灯)までの非接地側電線には、すべて黒色を使用するとされています。白は接地側電線の色です。赤は返り線などに使われることがありますが、非接地側の指定色ではありません。緑は接地線の色です。
根拠:電気技術者試験センター 令和7年度第二種電気工事士上期技能試験の問題(No.1 ・No.2 )の施工条件
問4|白をつなぐ端子
ランプレセプタクルに電線をつなぐとき、白色の電線をつなぐ端子は。
中心の接触片につながる端子 受金ねじ部につながる端子 どちらの端子でもよい 電源の非接地側からの電線をつなぐ端子 正解と解説 正解:B. 受金ねじ部につながる端子 施工条件では、ランプレセプタクルの受金(うけがね)ねじ部の端子に白色の電線をつなぐとされています。電球を回して入れる「ねじ」の部分は手がふれやすいので、大地に近い電位の接地側をつなぎます。中心の接触片側には返り線などをつなぎます。どちらでもよいわけではありません。非接地側(黒)は受金ねじ部につなぐ線ではありません。
根拠:電気技術者試験センター 令和7年度第二種電気工事士上期技能試験の問題(No.1 ・No.2 )の施工条件
問5|コンセントのW
コンセントの「W」と表示された極(差込口)につなぐ電線は。
返り線 非接地側電線(黒) 接地線(緑) 接地側電線(白) 正解と解説 正解:D. 接地側電線(白) 施工条件では、コンセントの接地側極端子(Wと表示)に白色の電線をつなぐとされています。Wは接地側の極の印です。黒は反対側の極につなぎます。コンセントはスイッチで点滅しないので返り線はつながりません。緑の接地線は接地極付きコンセントの接地極(アース端子)につなぐもので、Wの極ではありません。
根拠:電気技術者試験センター 令和7年度第二種電気工事士上期技能試験の問題(No.1 ・No.2 )の施工条件
問6|スイッチにつながる電線
1つの照明器具を1つの片切スイッチで点滅する回路の複線図で、スイッチにつながる2本の電線は。
接地側電線(白)と返り線 返り線2本 接地側電線(白)と非接地側電線(黒) 非接地側電線(黒)と返り線 正解と解説 正解:D. 非接地側電線(黒)と返り線 スイッチは非接地側の通り道を切ったりつないだりする器具です。電源の非接地側(黒)がスイッチに入り、スイッチから照明器具へ返り線が出ます。白はスイッチに行かず、照明器具へ直接行きます。白と黒の両方がつながるのはコンセントです。返り線が2本になるのは、2つの照明を別々に点滅するスイッチが並ぶ場合などです。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問7|返り線
「返り線」の説明として正しいものは。
スイッチから照明器具へ向かう電線 電源から照明器具へ向かう接地側の電線 電源からコンセントへ向かう非接地側の電線 照明器具の金属部分を大地につなぐ電線 正解と解説 正解:A. スイッチから照明器具へ向かう電線 返り線は、スイッチを通ったあと照明器具へ向かう電線です。電源から照明器具への接地側の電線は白(接地側電線)、電源からコンセントへの非接地側は黒です。金属部分を大地につなぐ電線は接地線です。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問8|複線図の手順
単線図から複線図を描くとき、白(接地側電線)を引く先として正しいものは。
すべてのスイッチ すべてのスイッチとコンセント 3路スイッチの0端子 すべての照明器具とコンセント 正解と解説 正解:D. すべての照明器具とコンセント 白は、電源の接地側から、すべての照明器具とコンセント(負荷)へ引きます。スイッチには白を通しません。スイッチと3路スイッチの0端子(電源側)へ引くのは黒(非接地側)です。コンセントには白と黒の両方が行きますが、スイッチには行きません。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問9|2か所で点滅
1つの照明器具を、階段の上と下の2か所で点滅できるようにしたい。必要なスイッチは。
3路スイッチ2個 片切スイッチ2個 3路スイッチ1個と4路スイッチ1個 4路スイッチ2個 正解と解説 正解:A. 3路スイッチ2個 2か所から点滅するには3路スイッチを2個使い、1端子どうし・3端子どうしを2本の電線で結びます。片切スイッチ2個では、2つを直列にすると両方入れないと点かず、並列にすると両方切らないと消えないので、それぞれの場所で自由に点滅できません。4路スイッチは3か所以上のときに3路スイッチの間に入れるもので、単独や2個だけでは使いません。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問10|3か所で点滅
1つの照明器具を3か所で点滅する回路に使うスイッチの組合せは。
3路スイッチ3個 3路スイッチ1個と4路スイッチ2個 3路スイッチ2個と4路スイッチ1個 片切スイッチ1個と3路スイッチ2個 正解と解説 正解:C. 3路スイッチ2個と4路スイッチ1個 3か所から点滅するときは、両端に3路スイッチ2個、その間に4路スイッチ1個を入れます。4路スイッチは2本の渡り線を「まっすぐ」と「たすきがけ」に切り替えます。3路スイッチ3個では、まん中の3路スイッチが渡り線2本を切り替えられません。3路1個+4路2個では回路の両端がそろいません。片切スイッチを混ぜると、その場所で切ったときにほかの場所から点けられなくなります。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問11|3路スイッチの0端子
3路スイッチ2個の回路で、0端子につなぐ電線の組合せとして正しいものは(一般的な0・1・3の端子をもつ3路スイッチとする)。
一方の0端子に黒(電源)、もう一方の0端子に返り線 両方の0端子に黒(電源) 一方の0端子に白(接地側)、もう一方の0端子に黒 両方の0端子に返り線 正解と解説 正解:A. 一方の0端子に黒(電源)、もう一方の0端子に返り線 0は共通の端子です。一方の3路スイッチの0に電源の黒を入れ、もう一方の0から照明器具への返り線を出します。1と1、3と3は渡り線で結びます。両方に黒を入れると照明器具へ行く道がありません。白はスイッチに通しません。両方を返り線にすると電源の黒が入りません。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問12|常時点灯
確認表示灯(パイロットランプ)を「常時点灯」にするつなぎ方は。
スイッチと並列につなぐ 照明器具と並列(返り線と白の間)につなぐ スイッチと直列につなぐ 電源の黒と白の間につなぐ 正解と解説 正解:D. 電源の黒と白の間につなぐ 常時点灯は、スイッチの状態に関係なくいつも点くので、電源の非接地側(黒)と接地側(白)の間に直接つなぎます。照明器具と並列にすると照明と一緒に点滅する同時点滅、スイッチと並列にするとスイッチが切れているときだけ点く異時点滅です。スイッチと直列にすると、照明器具の電流がランプを通ることになり、正しい回路になりません。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」 、電気技術者試験センター「令和8年度技能試験候補問題 」
問13|同時点滅
確認表示灯を、照明器具と同時に点いたり消えたりする「同時点滅」にするつなぎ方は。
照明器具と並列(返り線と白の間)につなぐ スイッチと並列につなぐ 電源の黒と白の間につなぐ 照明器具と直列につなぐ 正解と解説 正解:A. 照明器具と並列(返り線と白の間)につなぐ 照明器具と同じ2点(返り線と白)の間につなげば、スイッチを入れたときに照明器具と同じ電圧がかかり、一緒に点灯・消灯します。スイッチと並列は異時点滅、黒と白の間は常時点灯です。照明器具と直列にすると、両方に正しい電圧がかからず、照明が正常に点きません。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」 、電気技術者試験センター「令和8年度技能試験候補問題 」
問14|異時点滅
確認表示灯をスイッチと並列につないだ。この確認表示灯の点き方は。
いつも点灯している 照明器具と同時に点灯し、同時に消える スイッチを切って照明器具が消えているときに点灯する いつも消えている 正解と解説 正解:C. スイッチを切って照明器具が消えているときに点灯する スイッチと並列につなぐと「異時点滅」になります。スイッチが切れているときは確認表示灯の両端に電圧がかかって点灯し、スイッチを入れると両端がつながって同じ電位になるので消えます。つまり照明器具と逆のタイミングで点きます。いつも点灯は黒と白の間、同時点滅は照明器具と並列です。いつも消えているわけではありません。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問15|ジョイントボックスでの接続
技能試験の施工条件で、VVF用ジョイントボックスを経由する電線の扱いとして示されているものは。
その部分ですべて接続箇所を設ける ボックスの中を接続せずに通過させる 白だけを接続し、黒は通過させる 接続はスイッチボックスの中だけで行う 正解と解説 正解:A. その部分ですべて接続箇所を設ける 施工条件では「VVF用ジョイントボックス部分を経由する電線は、その部分ですべて接続箇所を設け」るとされ、接続の方法(リングスリーブか差込形コネクタか)も指定されます。そのため、複線図ではジョイントボックスの中の接続点を数え、それぞれの接続方法を考えます。通過させる、白だけ接続、スイッチボックスだけで接続、はいずれも施工条件と違います。
根拠:電気技術者試験センター 令和7年度第二種電気工事士上期技能試験の問題(No.1 ・No.2 )の施工条件
問16|1灯1スイッチ
1 電源 JB イ イ
図:電源、ジョイントボックス、照明イ、スイッチイの単線図。JBとスイッチイの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
5本 4本 3本 2本 正解と解説 正解:D. 2本 スイッチイの先にあるのはスイッチ1つだけです。スイッチには黒(電源の非接地側)と返り線が必要で、白はスイッチに行きません。よって 1(黒)+1(返り線)=2本。3本と考えるのは白もスイッチへ行くと誤解した場合です。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問17|スイッチ2つのボックス
1 電源 JB イ ロ イ ロ
図:照明イとロ、同じボックスのスイッチイとロ。JBとスイッチボックスの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説 正解:B. 3本 ボックスにはスイッチイとスイッチロが入っています。黒は2つのスイッチで共用して1本、返り線はスイッチイ→照明イ、スイッチロ→照明ロの2本です。白はスイッチに行きません。1+2=3本。4本は黒をスイッチごとに数えた場合、2本は返り線を1本にまとめた場合の誤りです。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問18|スイッチとコンセント
1 電源 JB イ イ コンセント
図:照明イ、同じボックスのスイッチイとコンセント。JBとボックスの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説 正解:B. 3本 ボックスにはスイッチイとコンセントが入っています。スイッチには黒と返り線、コンセントには黒と白が必要です。黒は共用できるので、黒1+返り線1+白1=3本。2本としてしまうのはコンセントの白を忘れた場合、4本は黒を2本数えた場合です。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問19|スイッチ2つとコンセント
1 電源 JB イ ロ イ ロ コンセント
図:照明イとロ、同じボックスのスイッチイ、スイッチロ、コンセント。JBとボックスの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説 正解:C. 4本 ボックスにはスイッチイ・スイッチロ・コンセントが入っています。黒は3つの器具で共用して1本、返り線はイ用とロ用で2本、コンセントのための白が1本。1+2+1=4本。3本は白を忘れた場合、5本は黒をコンセント用にもう1本数えた場合です。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問20|3路スイッチ(JB経由)
1 電源 JB イ 3 3
図:照明イを2か所の3路スイッチで点滅。2つの3路スイッチはどちらもJBにつながる。JBと左の3路スイッチの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説 正解:B. 3本 2つの3路スイッチがどちらもジョイントボックスにつながっています。左の3路スイッチの区間には、0端子への電線(電源の黒、または照明への返り線)と、もう一方の3路スイッチへ行く渡り線2本(1端子と3端子)が通ります。1+2=3本。2本は渡り線を1本と考えた場合、4本は黒と返り線を両方数えた場合の誤りです。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問21|4路スイッチ(JB経由)
1 電源 JB イ 3 4 3
図:照明イを3路・4路・3路スイッチの3か所で点滅。3つのスイッチはそれぞれJBにつながる。JBと4路スイッチの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説 正解:C. 4本 4路スイッチは、左右の3路スイッチからの渡り線をそれぞれ2本ずつ受けて切り替えます。ジョイントボックス経由の場合、左側の渡り線2本と右側の渡り線2本がこの区間を通るので4本です。黒や返り線は3路スイッチの0端子に行くので、4路スイッチの区間は通りません。3本は3路スイッチの区間と混同した場合です。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問22|JBどうしの区間
1 電源 JB1 コンセント イ JB2 イ ロ ロ
図:JB1にコンセントとスイッチイ、JB2に照明イ、照明ロ、スイッチロがつながる。JB1とJB2の間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説 正解:B. 3本 JB2の先には照明イ・照明ロ・スイッチロがあります。照明イ・ロのための白(共用で1本)、JB1側のスイッチイから照明イへの返り線(1本)、スイッチロのための黒(1本)が通るので3本です。スイッチロから照明ロへの返り線はJB2の中で完結します。コンセントはJB1側なので、この区間には関係しません。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問23|確認表示灯(異時点滅)
1 電源 JB イ イ PL
図:照明イ、同じボックスのスイッチイと確認表示灯。JBとボックスの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、確認表示灯は異時点滅とし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説
問24|確認表示灯(常時点灯)
1 電源 JB イ イ PL
図:照明イ、同じボックスのスイッチイと確認表示灯。JBとボックスの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、確認表示灯は常時点灯とし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説
問25|3路スイッチどうしの直接配線
1 電源 JB イ 3 3
図:照明イを2つの3路スイッチで点滅。左の3路スイッチだけがJBにつながり、右の3路スイッチは左の3路スイッチと直接つながる。3路スイッチどうしの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説 正解:B. 3本 右の3路スイッチは左の3路スイッチと直接つながっています。この区間には、1端子・3端子を結ぶ渡り線2本に加えて、右の3路スイッチの0端子へ行く電線(電源の黒、または照明への返り線)が1本通ります。2+1=3本。2本は0端子への電線を忘れた場合です。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問26|照明だけの先のJB
1 電源 JB1 イ JB2 イ
図:JB1にスイッチイ、JB2に照明イがつながる。JB1とJB2の間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
5本 4本 3本 2本 正解と解説
問27|2灯を同時に点滅
1 電源 JB イ イ イ
図:2つの照明イを1つのスイッチイで同時に点滅。JBとスイッチイの間が①。図の①で示す区間の最少電線本数(心線数)は。ただし、電線の接続はすべてジョイントボックス内で行うものとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
2本 3本 4本 5本 正解と解説
問28|ケーブルの心数
単線図のある区間の最少電線本数が3本とわかった。この区間に使うVVF(ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形)の心数として適切なものは。
2心 4心 3心 2心ケーブルを3本 正解と解説
問29|白はスイッチに行かない
ジョイントボックスから、スイッチだけが入ったスイッチボックスへの区間を数えるときの考え方として正しいものは。
白はスイッチに行かないので、黒と返り線だけを数える 白と黒は必ず通るので、最低でも3本になる スイッチの数だけ黒を数える 返り線は照明の数だけ必要なので、同じスイッチの照明も別に数える 正解と解説 正解:A. 白はスイッチに行かないので、黒と返り線だけを数える スイッチは非接地側(黒)の途中に入れるもので、白はスイッチに行きません。スイッチだけのボックスへは、黒(共用で1本)と返り線(スイッチの数だけ)を数えます。白と黒が必ず通るわけではありません。黒はスイッチがいくつあっても1本で共用できます。同じスイッチで点滅する照明は並列なので返り線は1本です。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問30|4路スイッチの区間の数え方
3か所点滅の回路で、ジョイントボックスから4路スイッチへの区間が4本になる理由として正しいものは。
黒・白・返り線2本が通るから 黒2本と返り線2本が通るから 照明器具が4つあるから 左右の3路スイッチからの渡り線が2本ずつ通るから 正解と解説 正解:D. 左右の3路スイッチからの渡り線が2本ずつ通るから 4路スイッチは、片側の3路スイッチからの渡り線2本と、もう片側の3路スイッチへの渡り線2本を切り替えます。ジョイントボックス経由では、この4本がすべて区間を通ります。黒と返り線は3路スイッチの0端子に行き、白はスイッチに行きません。照明器具の数とは関係ありません。
根拠:電気技術者試験センター「学科試験のポイント 6.配線図」
問31|1.6mm 2本
1つの接続点で1.6mmの電線2本をリングスリーブ(E形)で圧着接続する。使用するスリーブの大きさと圧着マークの組合せは。
小スリーブ・刻印○ 小スリーブ・刻印小 中スリーブ・刻印中 大スリーブ・刻印大 正解と解説
問32|1.6mm 3本
1つの接続点で1.6mmの電線3本をリングスリーブ(E形)で圧着接続する。使用するスリーブの大きさと圧着マークの組合せは。
小スリーブ・刻印○ 小スリーブ・刻印小 中スリーブ・刻印中 大スリーブ・刻印大 正解と解説
問33|1.6mm 5本
1つの接続点で1.6mmの電線5本をリングスリーブ(E形)で圧着接続する。使用するスリーブの大きさと圧着マークの組合せは。
小スリーブ・刻印○ 小スリーブ・刻印小 中スリーブ・刻印中 大スリーブ・刻印大 正解と解説
問34|2.0mm 2本
1つの接続点で2.0mmの電線2本をリングスリーブ(E形)で圧着接続する。使用するスリーブの大きさと圧着マークの組合せは。
小スリーブ・刻印○ 小スリーブ・刻印小 中スリーブ・刻印中 大スリーブ・刻印大 正解と解説
問35|2.0mm1本と1.6mm2本
1つの接続点で2.0mmの電線1本と1.6mmの電線2本をリングスリーブ(E形)で圧着接続する。使用するスリーブの大きさと圧着マークの組合せは。
小スリーブ・刻印○ 小スリーブ・刻印小 中スリーブ・刻印中 大スリーブ・刻印大 正解と解説
問36|2.0mm1本と1.6mm3本
1つの接続点で2.0mmの電線1本と1.6mmの電線3本をリングスリーブ(E形)で圧着接続する。使用するスリーブの大きさと圧着マークの組合せは。
小スリーブ・刻印○ 小スリーブ・刻印小 中スリーブ・刻印中 大スリーブ・刻印大 正解と解説
問37|1.6mm 7本
1つの接続点で1.6mmの電線7本をリングスリーブ(E形)で圧着接続する。使用するスリーブの大きさと圧着マークの組合せは。
小スリーブ・刻印○ 小スリーブ・刻印小 中スリーブ・刻印中 大スリーブ・刻印大 正解と解説
問38|2.6mm1本と1.6mm1本
1つの接続点で2.6mmの電線1本と1.6mmの電線1本をリングスリーブ(E形)で圧着接続する。使用するスリーブの大きさと圧着マークの組合せは。
小スリーブ・刻印○ 小スリーブ・刻印小 中スリーブ・刻印中 大スリーブ・刻印大 正解と解説
問39|圧着工具
リングスリーブの圧着接続に使う工具として正しいものは。
握りの部分が赤い圧着端子用の工具 ワイヤストリッパ ペンチ 握りの部分が黄色いリングスリーブ用の圧着工具 正解と解説
問40|圧着マークの欠陥
技能試験の欠陥の判断基準で、リングスリーブ(E形)による圧着接続部分の欠陥とされるものは。
1つのスリーブに2つ以上の圧着マークがある スリーブを上から見て、すべての心線の先端が見える スリーブの上端から心線が2mm出ている 1か所の接続に1個のスリーブを使っている 正解と解説 正解:A. 1つのスリーブに2つ以上の圧着マークがある 欠陥の判断基準では、1つのリングスリーブに2つ以上の圧着マークがあるもの、1か所の接続に2個以上のスリーブを使ったもの、圧着マークの一部が欠けたものなどを欠陥としています。上から見て心線の先端がすべて見えるのは正しい状態です(1本でも見えないと欠陥)。上端からの心線の露出は5mm以上で欠陥なので、2mmは欠陥ではありません。1か所に1個のスリーブは正しい使い方です。
根拠:電気技術者試験センター「電気工事士技能試験 欠陥の判断基準」
問41|むき過ぎの欠陥
欠陥の判断基準で、絶縁被覆のむき過ぎによりリングスリーブの下端から心線が何mm以上露出したものを欠陥としているか。
2mm 5mm 10mm 20mm 正解と解説 正解:C. 10mm 欠陥の判断基準では、絶縁被覆のむき過ぎでリングスリーブの下端から心線が10mm以上露出したものを欠陥としています。5mmはスリーブの上端から心線が出ている長さの基準です。2mmは器具の差込口からの露出の基準、20mmはケーブル外装のはぎ取り不足で絶縁被覆が20mm以下のものなど、別の項目の数値です。
根拠:電気技術者試験センター「電気工事士技能試験 欠陥の判断基準」
問42|差込形コネクタの確認
差込形コネクタによる接続で、欠陥の判断基準に照らして正しい状態は。
先端を真横から見て心線が見えず、下端からも心線が見えない 先端を真横から見て心線が見え、下端を真横から見ても心線が見える 先端を真横から見て心線が見えず、下端を真横から見ると心線が見える 先端を真横から見て心線が見え、下端を真横から見ると心線が見えない 正解と解説
問43|差込形コネクタのやり直し
差込形コネクタの接続をやり直すときの方法として、試験センターの資料で示されているものは。
心線を引き抜いて、同じコネクタに差し直す コネクタごとビニルテープで巻いて補強する コネクタの上からリングスリーブで圧着する コネクタの下で切断し、新しいコネクタで接続し直す 正解と解説 正解:D. コネクタの下で切断し、新しいコネクタで接続し直す 資料では、やり直すときはコネクタの下部から切断し、新しい差込形コネクタで正しく接続し直すよう示されています。引き抜くと心線を傷つけたり折ったりするおそれがあるためです。コネクタの上からスリーブで圧着したり、テープで巻いたりする方法は示されていません。
根拠:電気技術者試験センター「技能試験の概要と注意すべきポイント」(令和8年3月)
問44|スリーブの個数
1 電源 JB イ ロ イ ロ
図:照明イとロ、同じボックスのスイッチイとロ。JBとスイッチボックスの間が①。電源(1.6mm)から、照明イ・照明ロと、同じボックスのスイッチイ・スイッチロへ配線するジョイントボックスがある(図の回路)。この中の接続をすべてリングスリーブで行うとき、使うスリーブの種類と最少個数は。ただし、電線はすべて1.6mmとする。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
小スリーブ3個 小スリーブ4個 小スリーブ3個と中スリーブ1個 小スリーブ5個 正解と解説
問45|圧着マークの内訳
1 電源 JB イ ロ イ ロ
図:照明イとロ、同じボックスのスイッチイとロ。JBとスイッチボックスの間が①。前問と同じジョイントボックスで、電源のケーブルだけを2.0mmに変え、ほかはすべて1.6mmとした。圧着マークの内訳として正しいものは。(図の見方:○は照明器具、●はスイッチ〔3は3路スイッチ、4は4路スイッチ〕、PLは確認表示灯、□はジョイントボックス〔JB〕、点線の枠は同じスイッチボックスに取り付けることを表す。電源は単相2線式100V。)
○が3個、小が1個 ○が4個 ○が2個、小が2個 ○が1個、中が1個、小が2個 正解と解説 正解:C. ○が2個、小が2個 白の接続点は2.0mm1本と1.6mm2本で小スリーブ・刻印小。黒の接続点は2.0mm1本と1.6mm1本で小スリーブ・刻印小。返り線の2か所は1.6mm2本ずつで刻印○。よって○が2個、小が2個です。電源を1.6mmのままにすると○3個・小1個になりますが、2.0mmが入ると刻印が変わります。中スリーブが必要な組合せはありません。
根拠:電気技術者試験センター「技能試験の概要と注意すべきポイント」(令和8年3月)
演習:この章の問題を解く ランダム出題の演習ツールです(JavaScript が有効な場合に動きます)。上の「確認問題」はそのままでもすべて読めます。
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※ 解説は学習用の情報提供です。試験の実施方法・出題範囲・合格基準は、必ず電気技術者試験センターの公式発表をご確認ください。 ※ 問題はすべて仮の宿 学習室のオリジナル問題で、本試験の問題ではありません。数値は法令・「電気設備の技術基準の解釈」(経済産業省)など公開の一次資料で確かめています。実際の工事は、資格と法令に従って行ってください。