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SPI SPI APTITUDE TEST

構造的把握力

講義 2 本・確認問題 30 問 | 本試験では「構造的把握」(0問)の一部 | 最終更新 2026-09-24

この章で学ぶこと
目次
  1. 非言語系の構造把握 - 解き方の型で文章題を仕分ける
  2. 言語系の構造把握 - 述べ方の型で文を仕分ける
  3. 確認問題(30問)
  4. 演習ツール

1. 非言語系の構造把握 - 解き方の型で文章題を仕分ける

答えを出すのではなく、立式の形だけを見て文章題を組分けする手順を身につけます。題材や数値は飾りだと割り切るのが第一歩です。

構造的把握力検査は、SPI3のオプション科目です。企業が指定したときだけ課され、非言語系と言語系の2系統から出ます。非言語系は、4つから5つの短い文章題を見せて「解き方の構造が似ているもの」で組に分けさせる形式です。ここで大事なのは、答えの数値を出す必要がまったくないという点です。求められているのは計算力ではなく、問題を見た瞬間に「これはどの型で解くか」を言い当てる力です。

なぜ立式だけを見れば分けられるのでしょうか。文章題の題材はりんご・電車・お金・リボンとさまざまですが、そこに出てくる数の役割は「全体」「部分」「1あたりの量」「個数」「割合」のどれかに必ず収まります。数に役割の札を貼ってしまえば、りんごの問題も電車の問題も同じ並びになることがあります。役割の並びと演算記号が一致すれば、それが同じ型です。逆に、数値がまったく同じでも役割が違えば別の型になります。

とくに間違えやすいのが、同じ割り算でも意味が2つあることです。96個のあめを8人で分けて1人分を出すのは等分除で、全体を「分ける数」で割っており、答えの単位は個のまま全体と同じです。150cmのリボンを25cmずつ切って本数を出すのは包含除で、全体を「1あたりの量」で割っており、答えの単位は本に変わります。どちらも A÷B ですが、割る数の正体が違うので別の組です。迷ったら答えの単位を口に出して確かめてください。

本番では1組あたりにかけられる時間がごく短いので、答えまで計算していては間に合いません。4問すべてについて立式を1本ずつ書き出し、演算記号と役割の並びだけを横に並べて見比べます。3つが同じ形で1つだけ違えば、その1つが仲間はずれです。数の大小、単位、登場人物、話題の分野はすべて無視してかまいません。見るのは形だけです。

非言語系でよく出る解き方の型と見分け方
型何を聞かれているか立式の形例
差全体のうち使った分を除いた残り全体 − 部分300ページのうち120ページ読んだ残り
積1あたりの量が何個分あるかの総量1あたりの量 × 個数1本120円のジュースを7本
等分除等しく分けたときの1つ分全体 ÷ 分ける数96個のあめを8人で分ける
包含除決まった量ずつ取ると何個分か全体 ÷ 1あたりの量150cmのリボンを25cmずつ切る
割合をかけるもとの量の何割にあたる量かもとにする量 × 割合定価800円の3割の値引き額
割合で割る何割かにあたる量からもとの量部分 ÷ 割合全体の2割が90人のときの全体
引いてから割る残りを等しく分けた1つ分(全体 − 部分) ÷ 分ける数60個から12個取った残りを8人で
掛けてから引く買った代金を差し引いたおつり所持金 − 1あたりの量 × 個数140円を4個買って1000円出す
非言語系の手順1. 4問それぞれについて、何を求めているかを一文で言い換える2. 出てくる数に役割の札を貼る。全体・部分・1あたりの量・個数・割合のどれか3. 答えは出さず、立式だけを1本書く4. 演算記号と役割の並び順だけを4問分そろえて見比べる5. 同じ形が3つ、違う形が1つなら、その1つが仲間はずれ6. 割り算どうしで迷ったら、答えの単位が全体と同じか個数の単位かを確かめる7. 題材・数値の大小・登場人物は最後まで無視してよい

用語

構造的把握力検査
SPI3のオプション科目。文章題や文を、内容ではなく解き方や述べ方の構造で組分けさせる検査。企業が指定したときだけ課される。
立式
文章題を計算の式に直すこと。構造的把握力では、答えを出さずに立式の形だけを比べる。
等分除
全体を分ける数で割って1つ分を求める割り算。96÷8=12個のように、答えの単位は全体と同じままになる。
包含除
全体を1あたりの量で割っていくつ分かを求める割り算。150÷25=6本のように、答えの単位が個数の単位に変わる。
1あたりの量
1個・1人・1時間などの単位量に対応する数量。1本120円、時速60km、1箱12個などがこれにあたる。
もとにする量
割合の計算で基準になる量。もとにする量が分かっていれば掛け算、分かっていなければ割り算になる。

例題

例題:次の2問は同じ型か。A「48個のみかんを6人で等分すると1人何個か」B「48cmのひもを6cmずつ切ると何本とれるか」
答えと考え方 型は違う。計算はどちらも 48÷6=8 で同じだが、Aは全体を分ける数6人で割る等分除で答えは8個、Bは全体を1あたりの量6cmで割る包含除で答えは8本。数値が同じでも、割る数の正体と答えの単位が違うので別の組になる。
例題:「1本90円の鉛筆を8本買うと代金はいくらか」と同じ型の問題はどれか。ア「720円を8人で分けると1人いくらか」イ「1袋に7個入るあめを5袋買うと何個か」
答えと考え方 イ。もとの問題は 90×8=720 で「1あたりの量 × 個数」の積の型。イも 7×5=35 で同じ積の型。アは 720÷8=90 の等分除なので別の型になる。同じ720という数が出てきても関係ない。
例題:「500円で180円の飲み物を買い、残りを2人で分けると1人いくらか」と「1個200円の品を3個買って1000円出したときのおつりはいくらか」は同じ型か。
答えと考え方 どちらも2回計算する問題だが型は違う。前者は (500−180)÷2=160 で引いてから割る型、後者は 1000−200×3=400 で掛けてから引く型。2段階の問題は、先にする計算が何かで組が分かれる。

出典・根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル教材です(SPI3に公開シラバスはありません)

2. 言語系の構造把握 - 述べ方の型で文を仕分ける

文の内容ではなく、文末表現と接続表現という目印だけを見て、述べ方の構造で文を組分けする方法を身につけます。

言語系の構造的把握力は、5つの短い文を見せて2つの組と3つの組に分けさせる形式が本番の形です。ここで問われるのは、何について書いてあるかではなく、どのように述べているかです。天気の話とお金の話でも、述べ方が同じなら同じ組に入ります。逆に、同じ話題の2文でも述べ方が違えば別の組です。まず「話題は無視する」と決めてしまうのが上達の近道です。この講義では4択の形に直して練習します。

手がかりは、ほぼすべて文末表現と接続表現に現れます。「〜だ」「〜した」「〜である」と言い切っていれば、起きたことや今の状態をそのまま述べる事実の説明です。これに対して「〜だろう」「〜と思う」「〜べきだ」「〜ではないか」が付いていれば、書き手の推量や意見が入っています。数値や固有名詞が並んでいても、文末に「だろう」が1つあるだけでその文は推量の側に移ります。まず全部の文の文末だけを縦に読むのが第一手です。

次に多いのが因果の向きです。「大雪が降ったので、電車が止まった」は原因を先に書いて結果を後に置く原因→結果の形。「電車が止まった。なぜなら大雪が降ったからだ」は結果を先に言い切ってから理由を後置きする結果→原因の形です。内容はまったく同じでも、並び順が逆なので別の組になります。「ので」「ため」「から、」が前半にあれば原因→結果、「なぜなら」「〜からだ」「〜ためである」が後半にあれば結果→原因、と機械的に判定できます。

そのほかによく出るのが、全体をまとめて述べる一般論と「たとえば」で個別の事例を挙げる具体例の対、「〜なら」「〜たら」「〜場合は」で条件を置く条件つきの文と条件語を持たない無条件の断定の対、「〜たい」「〜つもりだ」と書き手自身のことを述べる意志・希望と「〜てください」「〜こと」で読み手に行動を求める依頼・指示の対、「まず〜次に」で動作を時間順に並べる順序と「〜が」「一方」で2つのものを比べる対比の対です。どれも目印の言葉が表に出るので、読み方で答えが割れることはありません。

注意点が1つあります。目印の言葉が見つからない文は、余計な解釈を足さずに「言い切りの事実」として扱ってください。書いていないことを想像して条件や意見を読み込むと、必ず答えがぶれます。見えている語だけで判定する、これが言語系の鉄則です。

言語系でよく出る述べ方の型と目印の言葉
型目印になる言葉例文
事実の説明〜だ / 〜した / 〜である昨日は朝から雨が降った。
意見・推量〜だろう / 〜と思う / 〜べきだ明日は雨になるだろう。
原因→結果〜ので、… / 〜ため、…電車が遅れたので、遅刻した。
結果→原因…。なぜなら〜からだ遅刻した。なぜなら電車が遅れたからだ。
一般論全体をまとめる主語、傾向を示す語日本の高校では読書時間を設ける例が多い。
具体例たとえば / 〜など / 固有の1件たとえば隣町の図書館は夜9時まで開いている。
条件つき〜なら / 〜たら / 〜場合は / 〜ば雨が降った場合は、試合を延期します。
無条件条件を示す語がない言い切り当館の開館時間は午前9時です。
意志・希望〜たい / 〜つもりだ / 〜ようと思う来年こそ資格試験に挑戦したい。
依頼・指示〜てください / 〜こと / 〜されたい期限までに書類を提出してください。
時間の順序まず / はじめに / 次に / そのあとでまず米を研ぎ、次に水に浸す。
対比〜が、… / 一方 / それに対して兄は文系だが、弟は理系だ。
言語系の手順1. 内容を読む前に、すべての文の文末だけを縦に読む2. 言い切りか、推量・意見かで大きく2つに割ってみる3. 割れなければ、接続の言葉を探す。ので・ため・なぜなら・たとえば・なら・たら・が4. 因果があるときは、原因と結果のどちらが先に書いてあるかを確かめる5. 動作をするのが書き手か読み手かを見る。〜たいは書き手、〜てくださいは読み手6. 話題が天気でもお金でも仕事でも、話題そのものは無視する7. 目印の言葉がない文は、余計な解釈をせず言い切りの事実として扱う

用語

事実の説明
起きたことや現在の状態を言い切る文。文末が「〜だ」「〜した」「〜である」で、書き手の判断が入らない。
意見・推量
書き手の考えや見通しを述べる文。「〜だろう」「〜と思う」「〜べきだ」などが文末に現れる。
原因→結果
原因を先に置き「ので」「ため」でつないで結果を後に述べる並び。前半が理由になる。
結果→原因
結果を先に言い切り、「なぜなら〜からだ」「〜ためである」で後から理由を添える並び。
条件つき
「〜なら」「〜たら」「〜場合は」で、あることが成り立つときに限って何が起きるかを述べる文。
対比
「〜が」「一方」で2つのものごと、または1つのものの2つの面を並べ、違いを示す述べ方。

例題

例題:「明日は雪になるだろう」と「昨日は雪が降った」は同じ組か。
答えと考え方 別の組。話題はどちらも雪だが、前者は文末が「だろう」の推量で、まだ確かめられていない先のことを述べている。後者は言い切りの事実の説明。話題の一致は判断材料にならない。
例題:「バスが遅れたので、開始時刻をずらした」と「開始時刻をずらした。バスが遅れたからだ」の違いは何か。
答えと考え方 別の組。どちらも原因はバスの遅れ、結果は時刻の変更で内容は同じだが、前者は原因→結果の順、後者は結果→原因の順。構造的把握力では、この並び順の違いだけで組を分ける。
例題:「定員に達したら受付を終了します」と「受付は午後5時に終了します」は、どちらが条件つきか。
答えと考え方 前者。「〜たら」があり、定員に達したときに限って終了することを述べている。後者は条件を示す語がなく、いつでも当てはまることを言い切った無条件の文。目印の語の有無だけで機械的に分けられる。

出典・根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル教材です(SPI3に公開シラバスはありません)

確認問題(30問)

四肢択一。「正解と解説」を開くと、正解の理由と他の選択肢が違う理由を確認できます。

問1|引くか掛けるか

どれも一度の計算で答えが出る4つの文章題である。解き方の構造が他の3つと違うものはどれか。

  1. 1個80円のパンを6個買った。代金はいくらか。
  2. 全部で300ページの本を、きのうまでに120ページ読んだ。残りは何ページか。
  3. 所持金1000円で380円の弁当を買った。残りはいくらか。
  4. 定員45人の教室に28人が座っている。あと何人座れるか。
正解と解説
正解:A. 1個80円のパンを6個買った。代金はいくらか。

本の残りページ、弁当を買った残金、教室にあと座れる人数の3つは、いずれも「全体 − 部分」の引き算1回で解ける。300−120=180ページ、1000−380=620円、45−28=17人。パンだけは「1あたりの量 × 個数」の掛け算で 80×6=480円となり、型が違う。題材や数の大小ではなく、演算記号と役割の並びだけを見る。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問2|掛けるか割るか

立式だけをして答えは出さないことにする。次の4問のうち、立式の形が他の3つと異なるものはどれか。

  1. 84枚の色紙を7人で同じ数ずつ分けるとき、1人分は何枚か。
  2. 1本120円のジュースを7本買うときの代金は何円か。
  3. 時速60kmの自動車が3時間走ったときの道のりは何kmか。
  4. 1箱に12個入る卵を5箱買うとき、卵は全部で何個か。
正解と解説
正解:A. 84枚の色紙を7人で同じ数ずつ分けるとき、1人分は何枚か。

ジュース・自動車・卵の3つは「1あたりの量 × 個数」の掛け算。120×7=840円、60×3=180km、12×5=60個。時速60kmは1時間あたり60kmという1あたりの量なので、道のりの問題も同じ型に入る。色紙だけは「全体 ÷ 分ける数」の割り算 84÷7=12枚で、掛け算の3つとは形が違う。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問3|分けるか取るか

4問とも割り算で答えが出るが、割り算の意味は同じではない。意味が他の3つと違うものはどれか。

  1. 96個のあめを8人で同じ数ずつ分ける。1人分は何個か。
  2. 72Lの水を6つの水そうに同じ量ずつ入れる。1つ分は何Lか。
  3. 540円を4人で同じ額ずつ出し合う。1人いくら出すか。
  4. 150cmのリボンを25cmずつに切り分ける。何本とれるか。
正解と解説
正解:D. 150cmのリボンを25cmずつに切り分ける。何本とれるか。

あめ・水・お金の3つは「全体 ÷ 分ける数 = 1つ分」の等分除で、96÷8=12個、72÷6=12L、540÷4=135円。答えの単位は個・L・円と、いずれも全体と同じ単位のままである。リボンだけは「全体 ÷ 1あたりの量 = いくつ分」の包含除で、150÷25=6本と、答えの単位が本に変わる。割る数が分ける数か1あたりの量かが分かれ目。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問4|何個分の型

次のうち3問は「何個分か」を求める問題である。1問だけ求めているものが違う。それはどれか。

  1. 3mずつに切ると、24mのロープから何本とれるか。
  2. 5人で分けると、95個のビー玉は1人何個になるか。
  3. 1皿に4個ずつのせると、36個のたこ焼きは何皿分になるか。
  4. 1人に7枚ずつ配ると、63枚のカードは何人に配れるか。
正解と解説
正解:B. 5人で分けると、95個のビー玉は1人何個になるか。

ロープ・たこ焼き・カードの3つは「全体 ÷ 1あたりの量 = いくつ分」の包含除で、24÷3=8本、36÷4=9皿、63÷7=9人。答えはどれも個数を表す。ビー玉だけは「全体 ÷ 分ける数 = 1つ分」の等分除で 95÷5=19個。同じ割り算1回でも、割る数が1あたりの量か人数かで型が分かれる。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問5|残りを求める

「満水で500Lの水そうに、いま180L入っている。あと何L入るか」この問題と解き方の構造が同じものはどれか。

  1. 1個150円のケーキを4個買うと代金はいくらか。
  2. 1袋に6本入るペンを7袋用意すると、ペンは何本か。
  3. 12kmの道のりのうち5km歩いた。残りは何kmか。
  4. 時速40kmのバスが2時間走ると何km進むか。
正解と解説
正解:C. 12kmの道のりのうち5km歩いた。残りは何kmか。

例題は満水の量から今入っている量を引く「全体 − 部分」で 500−180=320L。同じ形は道のりの問題で 12−5=7km。残る3つはいずれも「1あたりの量 × 個数」の掛け算で、150×4=600円、6×7=42本、40×2=80km。題材は水・道のり・ケーキ・ペン・バスとばらばらだが、構造で見れば道のりだけが例題と同じ組になる。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問6|割合の掛け算

割合を使う4問である。ほかの3つと立式の形が違うものを選べ。

  1. 定価800円の商品を3割引で買う。値引き額はいくらか。
  2. 定員200人の会場が7割埋まった。来場者は何人か。
  3. ある学校の生徒の4割にあたる160人が女子である。生徒は全部で何人か。
  4. 1500gの粘土の2割を使った。使った粘土は何gか。
正解と解説
正解:C. ある学校の生徒の4割にあたる160人が女子である。生徒は全部で何人か。

値引き額・来場者・使った粘土の3つは、もとにする量が分かっていて「もとにする量 × 割合」を計算する掛け算。800×0.3=240円、200×0.7=140人、1500×0.2=300g。生徒数だけは、割合にあたる160人からもとにする量を逆に求める形で 160÷0.4=400人の割り算になる。もとにする量が分かっているかどうかで、掛けるか割るかが決まる。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問7|もとを求める

もとにする量を求める問題が3つ、そうでないものが1つある。そうでないものはどれか。

  1. ある品物の売値の3割にあたる600円が利益である。売値はいくらか。
  2. 1200円の45%にあたる金額はいくらか。
  3. 全校生徒の25%にあたる150人が自転車通学である。全校生徒は何人か。
  4. 水そうの水の8割にあたる96Lを抜いた。はじめの水は何Lか。
正解と解説
正解:B. 1200円の45%にあたる金額はいくらか。

売値・全校生徒・はじめの水の3つは「割合にあたる量 ÷ 割合 = もとにする量」の割り算で、600÷0.3=2000円、150÷0.25=600人、96÷0.8=120L。残る1つはもとにする量1200円がすでに分かっていて、その45%という部分を求める「もとにする量 × 割合」の掛け算 1200×0.45=540円。求めるのがもとなのか部分なのかで型が決まる。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問8|掛け算の例題

「1袋2kgの砂を9袋運ぶと、砂は全部で何kgか」と同じ構造で解ける問題はどれか。

  1. 180cmのテープを20cmずつに分けると何本になるか。
  2. 1脚に3人ずつ座ると、45人には何脚必要か。
  3. 1人に4枚ずつ配るとき、11人に配るには何枚必要か。
  4. 1日に25ページずつ読むと、300ページの本は何日で読み終わるか。
正解と解説
正解:C. 1人に4枚ずつ配るとき、11人に配るには何枚必要か。

例題は「1あたりの量 × 個数」で 2×9=18kg。同じ形は配る枚数の問題で 4×11=44枚。ほかの3つはいずれも「全体 ÷ 1あたりの量 = いくつ分」の包含除で、180÷20=9本、45÷3=15脚、300÷25=12日。どれにも1あたりの量が出てくるが、それを掛けるのか、全体をそれで割るのかで構造が分かれる。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問9|速さの型

速さに関する4問のうち、求めているものが他の3つと違うものはどれか。

  1. 時速4kmで歩くと、12kmの道のりは何時間かかるか。
  2. 時速50kmの車が2時間走ると、進む道のりは何kmか。
  3. 分速80mで歩くと、1200mの道のりは何分かかるか。
  4. 秒速15mの電車が450m進むには何秒かかるか。
正解と解説
正解:B. 時速50kmの車が2時間走ると、進む道のりは何kmか。

道のり・時間・速さのうち、歩く・分速・電車の3問は「道のり ÷ 速さ = 時間」で時間を求める割り算。12÷4=3時間、1200÷80=15分、450÷15=30秒。車の問題だけが「速さ × 時間 = 道のり」で道のりを求める掛け算 50×2=100km。速さの問題は、道のり・速さ・時間の3つのうちどれを求めるかで型が変わる。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問10|割る中身

4問とも割り算1回で解けるが、求めているものが1つだけ違う。それはどれか。

  1. 150kmを3時間で走った自動車の速さは時速何kmか。
  2. 600mを5分で歩いた人の速さは分速何mか。
  3. 時速6kmで18kmの道のりを進むのにかかる時間は何時間か。
  4. 1200mを8分で走った人の速さは分速何mか。
正解と解説
正解:C. 時速6kmで18kmの道のりを進むのにかかる時間は何時間か。

自動車・600m・1200m の3問は「道のり ÷ 時間 = 速さ」で、150÷3=時速50km、600÷5=分速120m、1200÷8=分速150mと、求めているものはどれも速さである。時速6kmの問題だけが「道のり ÷ 速さ = 時間」で 18÷6=3時間となり、求めているものが時間になる。同じ割り算1回でも、何を何で割っているかが違うので別の組。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問11|平均の型

平均を扱う4問である。立式の形が他と違うものを1つ選べ。

  1. 5教科の合計が410点だった。1教科の平均点は何点か。
  2. 4日間で合計36km走った。1日平均何km走ったか。
  3. 8人の身長の合計が1288cmである。平均身長は何cmか。
  4. 1個の平均が60gの卵が12個ある。合計は何gか。
正解と解説
正解:D. 1個の平均が60gの卵が12個ある。合計は何gか。

平均点・1日平均・平均身長の3つは「合計 ÷ 個数 = 平均」の割り算で、410÷5=82点、36÷4=9km、1288÷8=161cm。卵だけは平均がすでに分かっていて「平均 × 個数 = 合計」の掛け算 60×12=720g。平均の問題を見たら割り算だと決めつけず、何が分かっていて何を求めるのかを確かめる。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問12|二段階の型

2回の計算が必要な4問である。計算の順番の型が他の3つと違うものはどれか。

  1. 60個のあめから12個を先生が取り、残りを8人で等分する。1人分は何個か。
  2. 1個90円のみかんを7個買い、1000円出した。おつりはいくらか。
  3. 500円を持って120円のノートを買い、残りを4人で分ける。1人いくらか。
  4. 24Lの牛乳から4L使い、残りを5本の瓶に等分する。1本何Lか。
正解と解説
正解:B. 1個90円のみかんを7個買い、1000円出した。おつりはいくらか。

あめ・お金・牛乳の3つは「引いてから割る」型で、(60−12)÷8=6個、(500−120)÷4=95円、(24−4)÷5=4L。いずれも先に引き算で残りを出し、その残りを分ける。みかんだけは「掛けてから引く」型で 1000−90×7=370円と、先に掛け算で代金を出してから引く。2段階の問題は、先にする計算が何かで組が分かれる。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問13|和と差の型

2つの数量の関係を扱う4問がある。ほかの3つと解き方の構造が異なるものはどれか。

  1. ペン1本は280円、消しゴム1個は120円である。値段の差はいくらか。
  2. 兄と弟の所持金の合計は3000円で、兄は弟より400円多い。兄はいくら持っているか。
  3. AとBの重さの合計は50kgで、AはBより6kg重い。Aは何kgか。
  4. 縦と横の長さの合計が34cmで、横は縦より4cm長い長方形がある。横は何cmか。
正解と解説
正解:A. ペン1本は280円、消しゴム1個は120円である。値段の差はいくらか。

所持金・重さ・長方形の3つは、合計と差が与えられて大きいほうを求める型で「(合計 + 差) ÷ 2」を使う。(3000+400)÷2=1700円、(50+6)÷2=28kg、(34+4)÷2=19cm。ペンと消しゴムだけは2つの値がそのまま分かっていて、引き算するだけの 280−120=160円。合計と差から個々の値を復元するのかどうかが分かれ目。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問14|何本とれる

「18mのロープを3mずつに切ると何本とれるか」この問題と同じ構造のものを次から選べ。

  1. 144個のクッキーを12人で等分すると1人何個か。
  2. 96cmのひもを6等分すると1本何cmか。
  3. 3000円を6人で等しく出し合うと1人いくらか。
  4. 1台に5人ずつ乗ると、40人が乗るには車は何台必要か。
正解と解説
正解:D. 1台に5人ずつ乗ると、40人が乗るには車は何台必要か。

例題は「全体 ÷ 1あたりの量 = いくつ分」の包含除で 18÷3=6本。同じ形は車の問題で 40÷5=8台となり、答えが台数という個数の単位になる。ほかの3つは「全体 ÷ 分ける数 = 1つ分」の等分除で、144÷12=12個、96÷6=16cm、3000÷6=500円と、答えの単位が全体と同じままである。

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問15|もとの量へ

「ある本の全体の3割にあたる96ページを読んだ。全体は何ページか」と同じ構造の問題はどれか。

  1. ある月の売上の4割にあたる28万円が人件費だった。売上はいくらか。
  2. 定価2500円の品を2割引で売るときの値引き額はいくらか。
  3. 60人の学級の35%は何人か。
  4. 800mLのジュースの15%を飲んだ。飲んだ量は何mLか。
正解と解説
正解:A. ある月の売上の4割にあたる28万円が人件費だった。売上はいくらか。

例題は「割合にあたる量 ÷ 割合 = もとにする量」で 96÷0.3=320ページ。同じ形は売上の問題で 28÷0.4=70万円。ほかの3つはもとにする量がすでに分かっていて「もとにする量 × 割合」を計算するだけで、2500×0.2=500円、60×0.35=21人、800×0.15=120mL。求めるのがもとなのか部分なのかを見る。

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問16|事実と推量

次の4つの文のうち、述べ方の構造が他の3つと違うものはどれか。

  1. 先週の日曜日、駅前の広場で朝市が開かれた。
  2. この調子でいけば、来月には工事が終わるだろう。
  3. この工場では1日に3000個の部品を製造している。
  4. 昨年の来館者数は前年より1200人少なかった。
正解と解説
正解:B. この調子でいけば、来月には工事が終わるだろう。

朝市・工場・来館者の3つは文末が「開かれた」「製造している」「少なかった」と言い切りで、起きたことや現在の状態をそのまま述べる事実の説明である。工事の文だけが文末に「だろう」を置いた推量で、まだ確かめられていない先のことを述べている。話題がばらばらでも、文末が言い切りか推量かだけで組が分かれる。

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問17|意見の文

書き手の判断が入っているかどうかで分けると、1つだけ仲間はずれがある。それはどれか。

  1. この地域の年間降水量は約1500mmである。
  2. 駅前の駐輪場はもっと広くするべきだと思う。
  3. 会議の時間は今より短くしたほうがよいだろう。
  4. 子どもの読書時間はもっと増やすべきである。
正解と解説
正解:A. この地域の年間降水量は約1500mmである。

駐輪場・会議・読書時間の3つは「べきだと思う」「よいだろう」「べきである」と、書き手の判断や主張を述べる意見の文である。降水量の文だけは数値を言い切っているだけの事実の説明で、書き手の考えはどこにも入っていない。「べきである」は文末が「である」でも「べき」という当為の語があるので意見の側になる。文末の形だけでなく、評価や当為を示す言葉が表に出ているかを見る。

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問18|因果の向き

原因と結果の並び方に注目する。並び方が他の3つと違う文はどれか。

  1. 大雪が降ったので、朝の電車が止まった。
  2. 予約が取れなかったため、旅行の日程をずらした。
  3. 部品が届かなかったので、組み立て作業が遅れた。
  4. 今年の米は不作だった。なぜなら夏の日照時間が短かったからだ。
正解と解説
正解:D. 今年の米は不作だった。なぜなら夏の日照時間が短かったからだ。

3つは「大雪が降った」「予約が取れなかった」「部品が届かなかった」という原因を先に置き、「ので」「ため」でつないで結果を後に述べる原因→結果の並びである。1つだけが「不作だった」という結果を先に言い切り、「なぜなら〜からだ」で後から原因を説明する結果→原因の並びで、順序が逆になっている。

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問19|後から理由

理由の書かれる位置がそろっていない。位置が違うものを1つ選べ。

  1. 今日は早めに家を出た。前の日に道路工事の知らせを見ていたからだ。
  2. 問い合わせが増えたので、受付の人数を増やした。
  3. 彼はその案に反対した。予算の見通しが甘いと考えたためである。
  4. 売上が伸びた。新しい広告が若い世代に届いたからである。
正解と解説
正解:B. 問い合わせが増えたので、受付の人数を増やした。

3つは結果や行動を先に一文で言い切ってから、「〜からだ」「〜ためである」で後から理由を添える結果→原因の形である。1つだけが「問い合わせが増えた」という原因を先に置き、「ので」でつないで結果を後に述べる原因→結果の形になっている。理由が前にあるか後にあるかだけを見ればよい。

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問20|同じつなぎ

「道が渋滞していたので、待ち合わせに遅れた」この文と述べ方の構造が同じものはどれか。

  1. 会場を変更した。参加希望者が予想より多かったからだ。
  2. 彼は練習を休んだ。前日に足首を痛めていたためである。
  3. 私はその本を買わなかった。すでに図書館で借りていたからだ。
  4. 資料の到着が遅れたため、会議の開始を30分ずらした。
正解と解説
正解:D. 資料の到着が遅れたため、会議の開始を30分ずらした。

例文は「渋滞していた」という原因を先に置き、「ので」で結果につなぐ原因→結果の形である。同じ形は資料の文だけで、「〜ため」の前が原因、後が結果になっている。ほかの3つはいずれも結果を先に言い切ってから「〜からだ」「〜ためである」で理由を後置きしており、並び順が逆である。

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問21|一般と例

述べている範囲に注目すると、1つだけ他と異なる文がある。どれか。

  1. 日本の高校では朝の時間を読書に充てるところが増えている。
  2. 近年、若い世代の活字離れが進んでいる。
  3. 図書館の利用者数は全国的に減少傾向にある。
  4. たとえば、私の通う高校では毎朝10分間の読書時間がある。
正解と解説
正解:D. たとえば、私の通う高校では毎朝10分間の読書時間がある。

日本の高校・若い世代・図書館の3つは、多くのものをまとめて傾向を述べる一般論である。「たとえば」で始まる文だけが「私の通う高校」という個別の1件を挙げる具体例になっている。述べている範囲が全体か1つの事例かで組が分かれる。

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問22|例か全体か

4つの文を、全体の話と個別の事例に分けたい。ほかと組が違うものはどれか。

  1. たとえば駅前のパン屋は、朝7時から店を開けている。
  2. 隣町の書店では、月に一度、著者を招いた催しを開いている。
  3. 商店街の店は、以前より開店時刻を早める傾向にある。
  4. 私の家の近くの喫茶店は、平日だけ朝食を出している。
正解と解説
正解:C. 商店街の店は、以前より開店時刻を早める傾向にある。

3つは「駅前のパン屋」「隣町の書店」「近くの喫茶店」と、特定の1軒を取り上げて述べた具体例である。1つだけが「商店街の店は」と多くの店をまとめ、傾向を述べる一般論になっている。指しているものが個別の1件か全体かが見分けの手がかり。

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問23|条件つき

条件の示し方に注目して4つの文を読む。1つだけ形が違うものを選べ。

  1. 雨が降った場合は、試合を翌週に延期します。
  2. 会員証を忘れたら、受付で氏名を書いてください。
  3. この施設は毎週月曜日を休館日としています。
  4. 在庫がなければ、取り寄せに1週間かかります。
正解と解説
正解:C. この施設は毎週月曜日を休館日としています。

3つは「場合は」「たら」「なければ」で、あることが成り立つときに限って何が起きるかを述べる条件つきの文である。1つだけは条件を示す言葉がなく、いつでも当てはまることを言い切った無条件の説明になっている。条件語があるかどうかだけを見ればよい。

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問24|無条件の文

いつでも当てはまることを述べた文が3つ、そうでない文が1つある。そうでないものはどれか。

  1. 当店は年中無休で営業しており、定休日はありません。
  2. 18歳未満の方は、保護者の同意があれば利用できます。
  3. この電車は終点まで各駅に停車します。
  4. この施設の入館料は大人500円です。
正解と解説
正解:B. 18歳未満の方は、保護者の同意があれば利用できます。

3つは条件を示す言葉を持たず、常に成り立つこととして言い切っている無条件の文である。1つだけが「同意があれば」という条件を置き、その条件が満たされたときだけ成り立つことを述べている。内容の重要さや文の長さは関係なく、条件節の有無だけで分かれる。

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問25|条件の例題

「気温が30度を超えたら、屋外の作業を中止します」この文と構造が同じものはどれか。

  1. 定員に達した場合は、受付を締め切ります。
  2. 本日の営業は午後6時までです。
  3. この用紙は窓口で配布しています。
  4. 駐車場は建物の裏側にあります。
正解と解説
正解:A. 定員に達した場合は、受付を締め切ります。

例文は「〜たら」で条件を示し、その条件が成り立つときだけ起きることを述べている。同じ形は「定員に達した場合は」と条件を置いた文だけである。ほかの3つは条件を示す言葉がなく、営業時間・配布場所・駐車場の位置をそのまま言い切った無条件の説明になっている。

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問26|意志と依頼

動作をするのが書き手か読み手かで分けられる。ほかの3つと違うものはどれか。

  1. 受付で用紙を受け取ってください。
  2. 来年こそは資格試験に挑戦したい。
  3. 夏までに体重を5kg減らすつもりだ。
  4. 今度の休みには実家に帰ろうと思う。
正解と解説
正解:A. 受付で用紙を受け取ってください。

3つは「したい」「つもりだ」「思う」と、書き手自身がこれからしようとしていることを述べる意志・希望の文である。1つだけが「ください」で終わり、動作をするのは読み手であって、相手に行動を求める依頼の文になっている。誰が動く文なのかを見る。

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問27|相手への指示

読み手に何かを求める文が3つ混ざっている。求めていない文はどれか。

  1. 提出前に記入もれがないか確認してください。
  2. 私は来月から自転車で通勤しようと考えている。
  3. 会場では携帯電話の電源をお切りください。
  4. 使用後は元の場所に戻すこと。
正解と解説
正解:B. 私は来月から自転車で通勤しようと考えている。

3つは「してください」「お切りください」「戻すこと」と、読み手に行動を求める依頼・指示の文である。1つだけが書き手自身の予定を述べた意志の文で、読み手に求めていることは何もない。文末が依頼・命令の形かどうかで機械的に分かれる。

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問28|順序と対比

文の中で2つのことがどう並んでいるかを見る。並べ方が違うものはどれか。

  1. 兄は文章を書くのが得意だが、弟は計算のほうが速い。
  2. まず米を研ぎ、次に30分ほど水に浸す。
  3. はじめに全体を下書きし、そのあとで色を塗る。
  4. 最初に材料を切り、続いて鍋で炒める。
正解と解説
正解:A. 兄は文章を書くのが得意だが、弟は計算のほうが速い。

3つは「まず〜次に」「はじめに〜そのあとで」「最初に〜続いて」と、同じ人が行う2つの動作を時間の順に並べた手順の文である。1つだけは兄と弟という別のものを取り上げ、「だが」で違いを示す対比の文で、時間の前後は述べていない。

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問29|対比の文

2つのものを比べている文が3つある。比べていない文はどれか。

  1. この店は品数は多いが、価格はやや高い。
  2. A社は国内に強い一方、B社は海外での売上が大きい。
  3. 封筒に宛名を書き、そのあとで切手を貼った。
  4. 昨年の夏は雨が多かったが、今年はほとんど降っていない。
正解と解説
正解:C. 封筒に宛名を書き、そのあとで切手を貼った。

品数と価格・A社とB社・昨年と今年の3つは「が」「一方」で2つのことがらを並べ、違いを示す対比の文である。封筒の文だけは「そのあとで」で2つの動作を時間の順に並べた文で、比較はしていない。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

問30|対比の例題

「この道具は軽いが、耐久性はあまり高くない」この文と述べ方の構造が同じものはどれか。

  1. 部品が不足したので、生産を一時的に止めた。
  2. 台風が近づいたため、イベントを中止した。
  3. 道が凍っていたので、いつもより時間がかかった。
  4. この電子辞書は収録語数は多いが、動作はやや遅い。
正解と解説
正解:D. この電子辞書は収録語数は多いが、動作はやや遅い。

例文は「軽い」という長所と「耐久性が高くない」という短所を「が」でつなぎ、1つのものの2つの面を並べて比べる対比の文である。同じ形は電子辞書の文で、収録語数と動作の速さという2つの面を並べている。ほかの3つは「ので」「ため」で原因と結果をつないだ原因→結果の文で、比べてはいない。

根拠:※ SPI3の出題形式(構造的把握力)に沿った、当サイトのオリジナル問題です(SPI3に公開シラバスはありません)

演習:この章の問題を解く

ランダム出題の演習ツールです(JavaScript が有効な場合に動きます)。上の「確認問題」はそのままでもすべて読めます。

※ 解説は学習用の情報提供です。最新の出題範囲・制度は必ず公式発表をご確認ください。
※ SPIはリクルートマネジメントソリューションズ社の適性検査です。仮の宿 学習室は同社と無関係で、出題は公表されている出題形式に沿ったオリジナル予想問題です。実施形式(テストセンター・WEBテスティング等)や出題範囲は変わることがあります。